シャープは、法人向け8Kソリューションを創出する核となる商談スペースとして「8K Labクリエイティブスタジオ」を東京ビルにオープンすることを発表した。「8K+5Gエコシステム」をテーマとする専用の商談室を開設するのは、業界で初めてだとしている。

同スタジオには、商談スペースの他に、8Kの映像制作を簡単に体験できる「8Kカメラの撮影エリア」や、8K映像データを公衆インターネット回線経由で伝送させる「8K映像のIP伝送エリア」、8K映像の簡易編集を可能にする「8K映像の編集エリア」を常設。実際の商談では、顧客企業の個別のご要望に応じてハードやソフトを追加し、最適なソリューションの提供に結び付けるという。常設する各エリアの詳細は以下の通り。

■8Kカメラの撮影エリア

同社の8Kカムコーダーを中心とした撮影ブース。カムコーダーを移動させれば、コンテンツとして使える屋外の風景も撮影可能。撮影した映像は、圧縮・復元処理を経てライブ映像として8Kディスプレイに表示される。

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■8K映像のIP伝送エリア

同社の堺事業所に設置されたクラウドサーバーと接続し、8K映像を公衆インターネット回線経由でストリーミング伝送するデモを実施。

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■8K映像の編集エリア

編集環境に加えて、編集した映像をその場でプレビュー可能な環境。

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シャープ、法人向け8Kソリューション開発の起点となる商談スペース「8K Labクリエイティブスタジオ」を東京ビルにオープン