パリ・サンジェルマン(PSG)が、来週に2人のスペイン人選手の獲得を発表する見込みだ。フランス『レキップ』が、マンチェスター・ユナイテッドを退団するスペイン代表MFアンデル・エレーラ(29)と、セビージャスペイン人MFパブロ・サラビア(27)の来週中のPSG加入を伝えた。

『レキップ』が伝えるところによれば、前述の2選手のオペレーションに関しては、新スポーツ・ディレクター(SD)に就任したレオナルド氏の前任SDのアンテロ・エンリケ氏主導の下ですでに交渉が完了しているという。

そして、新ユニフォームスポンサーに切り替わる7月以降のタイミングをもって2選手の加入を発表する算段だという。

2014年夏にアスレティック・ビルバオからユナイテッドに加入し、公式戦通算189試合20得点27アシストを記録したエレーラ。闘志溢れるコンダクターとして、2016-17シーズンにクラブ年間最優秀選手賞に輝き、ヨーロッパリーグなど計4つのタイトルに貢献した。

だが、今シーズンが契約最終年のエレーラは、ユナイテッドと長らく延長交渉が続いたが、最終的に破談。そして、今季限りでのクラブ退団が決定した。

そのエレーラに関して、PSGは週給30万ポンド(約4100万円)と言われる高額なサラリーを掲示し、7月1日以降の加入が確実視されている。

一方、2016年夏にヘタフェからセビージャへ加入したサラビアは、高精度の左足を武器に今シーズンの公式戦52試合で23ゴール17アシストと圧巻のパフォーマンスを披露した。

PSGはそのサラビアに関しては、1800万ユーロ(約22億円)という格安の契約解除金を満額支払い、獲得することになりそうだ。

サムネイル画像