女優の上野樹里が28日、都内で行われたドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系/毎週月曜21時)舞台挨拶に出席。共演の中尾明慶が脱毛経験を告白すると、上野ら出演陣から鋭い指摘を受け会場が大いに湧いた。

【写真】新月9ドラマ『監察医 朝顔』舞台挨拶の様子

 本作は、同名漫画作品を原作に、ドラマ化をするにあたって大きくアレンジを加えたヒューマンドラマ。上野が新米法医学者の主人公・万木朝顔を演じ、ベテラン刑事の父・万木平を時任三郎が演じる。

 イベントには上野、時任、中尾のほか、共演の風間俊介、森本慎太郎(SixTONESジャニーズJr.)、平岩紙板尾創路、山口智子が出席した。

 上野は撮影の様子について「和やかで自然体で撮影が進んでいます。前室で待っている間も楽しいですし、解剖シーンとかもあって体力的に大変でも、ずっと楽しいですね」とコメント。13年ぶりの“月9”主演であることが紹介されると「初めて主演をさせていただいたのも『のだめカンタービレ』でしたし、今回年号が変わって、結婚して主演をさせていただくのも月9で。自分にとっても大きな経験をさせていただいている枠です」と振り返った。

 以前、大河ドラマ『江 ~姫たちの戦国~』でも、上野と父娘役を演じた時任。大河で時任が演じた浅井長政は自害をしたため、当時、上野との共演はかなわなかったという。

 時任が「前回は幻の父って感じだったんで、今回共演できるのは1ランクアップって感じでしたね。でも、万木平が自害するかもしれないし、ちょっと読めないですね」とジョークを飛ばすと、上野は「困りますよ!」と声を張り上げた。

 上野は続けて「前は会えなかったので、伯父の信長にひょいひょいついていったり翻弄されていました。今回は近くで一緒に暮らすことができてうれしいです」とにっこり。時任も「椅子に座ってると肩を揉んでくれたりとか、樹里ちゃんのおかげで親子感が増してますね」と仲の良さをうかがわせた。

 また、作中のセリフにちなみ「お願いしてまでも教えて欲しいこと」を観客から募る場面では、「絶対死ぬまでにこれだけはしたい、けど、あまり大きくはない夢」という質問が投げかけられると、中尾が「脱毛ですね。鼻毛だけやったんですけど、爽快感がすさまじいんです」と回答した。

 中尾の言葉に、上野が「ホコリとか全部入っちゃうよ」と指摘すると、その他のキャストからも「鼻毛は必要」と口々に批判が殺到。中尾は「鼻毛の脱毛でこんなにダメ出しされますか?」と肩を落としていた。

 脱毛に興味があるか、と森本に聞いてみると「すね毛は多めなんですよ。すね毛しか生えてないので」と返答。板尾も「脱毛はしたくないですね。できたら増やしたい」と口にするなど、脱毛トークは大いに盛り上がり、上野は「脱毛の話長い...」と呆れ顔で笑っていた。

 ドラマ『監察医 朝顔』は、フジテレビ系にて7月8日より毎週月曜21時放送(初回30分拡大)。

ドラマ『監察医 朝顔』舞台挨拶にて クランクイン!