ますます増加し続ける訪日中国人。リピーターも多いとはいえ、初めての日本旅行では気づかないうちに「マナー違反」をしていることがあるようだ。中国メディアの今日頭条は26日、「日本で気をつけるべきこと7カ条」を紹介する記事を掲載した。

 記事の中国人筆者は、先日10日間の日本旅行を楽しんだそうだが、旅行の終わりになって知らぬ間に「マナー違反を7つ」もしてしまっていたことに気が付いたそうだ。「同じアジアで中国の影響を色濃く受けた国なのに、なぜこんなに習慣が違うのか」と戸惑いながらも、日本旅行を計画している人に対し、日本では避けるべきことを7つ紹介している。

 その1つは、「食べ歩き」だ。日本では路上を清潔に保つために食べ歩きはマナー違反になっていると紹介し、電車内でもだめだと注意を促した。2つ目は、「麺を食べるときに音を出したほうが良い」こと。店を出るときは店主に「イチバン」と言うと日本ドラマのような感じがするとしているが、これは言わない方が無難かもしれない。

 残りは、「お酒やお茶は人のために注いで自分のためには注がないこと」、「屋内に入る時は靴を脱ぐこと」、「公共の場所でイチャイチャしないこと」、「チップの習慣はないこと」、「電車内では電話を控えること」だと伝えた。とりわけ、日本はプライバシーを重視する国で、公共の場所で見苦しい行為をすると白い目で見られるとくぎを刺しているが、筆者は失敗してしまったようだ。

 筆者のように、悪気はなくてもマナーの違いを知らなければせっかくの日本旅行で恥ずかしい思いをするかもしれない。訪日中国人には、日本のマナーを正確に知って旅行を楽しんでもらいたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

思わぬマナー違反を避けるために「日本で気をつけるべきこと7カ条」=中国