セビージャマルセイユアルゼンチン人FWルーカスオカンポス(24)の獲得に向けて公式オファーを掲示した模様だ。フランス『レキップ』が伝えている。

今夏の移籍市場でオランダ代表FWクインシー・プロメスをアヤックスに放出したセビージャでは、同選手に代わる新たなウイングの獲得が急務となっている。その中でスポーツ・ディレクター(SD)を務めるモンチ氏が目を付けたのが、財政面に問題を抱えるマルセイユの主力ウイングだ。

187cmの恵まれた体躯に加え、優れたアジリティと卓越したテクニックを兼ね備える若きドリブラー獲得に向けてセビージャは、1300万ユーロ(約16億円)のオファーをマルセイユ側に掲示した模様だ。

なお、2020年に契約が満了するオカンポスを換金対象の1人に目しているマルセイユがこの金額で売却に応じる可能性は十分にあるようだ。

母国の名門、リーベル・プレートでプロキャリアをスタートしたオカンポスはモナコを経て2015年2月に半年間のレンタルマルセイユに加入。その翌シーズンには完全移籍。

2016-17シーズンにはジェノアミランセリエAの2クラブへのレンタル移籍を経験し、2017年にマルセイユ復帰を果たすと、ルディ・ガルシア監督の信頼を勝ち取り、左右のウイングや左サイドハーフ、左サイドバックを主戦場に主力として活躍。今シーズンはリーグ戦34試合に出場し4ゴール8アシストの数字を残していた。

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