シャルケは30日、シュツットガルトからトルコ代表DFオザン・カバク(19)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「4」に決定。契約期間は2024年6月30日までの5年となる。

ビッグクラブとの争奪戦を制して19歳の逸材獲得に成功したシャルケのヨッヘン・シュナイダーSD(スポーツ・ディレクター)は、以下のようなコメントを残している。

「ヨーロッパ屈指の若きタレントをシャルケに連れてくることができて本当に嬉しいよ。オザン・カバクは他の多くのクラブとの争奪戦の中で、意識的に我々を選んでくれた」

ガラタサライ下部組織出身のカバクは、足元の技術に加えて優れたカバーリングが武器のセンターバック。昨シーズンのトルコリーグ第33節のコンヤスポル戦でトップチームデビューを果たし、実質1年目となった今シーズンも公式戦17試合に出場していた。

また、今年1月にガラタサライから加入したシュツットガルトでは、ブンデスリーガで15試合に出場し3ゴールを記録していた。

今冬にシュツットガルトに加入したばかりのカバクだが、クラブの2部降格に伴い今夏の移籍が有力視され、アーセナルトッテナムマンチェスター・ユナイテッドバイエルンといったビッグクラブと共に一時はミラン行き濃厚とされたが、引き続きドイツでのキャリア続行を選択した。

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