ジュビロ磐田は1日、ヘッドコーチを務める鈴木秀人氏(44)の監督就任を正式発表した。鈴木氏は同日のトレーニングからチームを指導する。

名波浩体制6年目の今シーズンは、明治安田生命J1リーグ折り返しの17試合終了時点で3勝5分け9敗の最下位。6月30日に行われた第17節で川崎フロンターレをホームに迎え撃ったが、1-3の黒星を喫して、シーズン3度目の2連敗で5試合勝ちなし。同試合終了後、名波浩監督は成績不振の責任を取り、辞任を表明した。

鈴木氏は現役時代、ジュビロ磐田一筋の選手として活躍したクラブOBで、日本代表としてもプレー。2010年1月の現役引退後、磐田の育成コーチとして指導者キャリアをスタートさせ、2015年から名波氏の下でヘッドコーチを務めてきた。

鈴木氏の下で立て直しに期待がかかる磐田の新体制初陣は、3日に行われる天皇杯2回戦のホンダロック(JFL)戦。J1リーグでの初戦は6日、敵地で行われる第18節の鹿島アントラーズ戦となる。

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