横尾忠則が書き下ろした、玉置浩二の肖像画が公開された。

 横尾忠則は、2016年以来、玉置浩二×オーケストラ公演シリーズのアートワークのデザインを手掛けてきた。この肖像画は、5年間にわたるフルオーケストラ公演の集大成ともいえる【玉置浩二プレミアム・シンフォニック・オーケストラ“POMAWKA(ロマーシカ)”特別追加公演】のために制作されたもの。ローリング・ストーンズカルロス・サンタナほか、世界的アーティストとの濃密な交流からアートワークを創出し続けた横尾ならではの独自の世界観、深淵な人間観が漂う肖像画となった。

 肖像画について横尾のコメントも到着。「最初は真正面から見た玉置浩二さんの肖像画を描いたが、これは玉置さんじゃないと思った。その時、阿修羅像の三面体が頭に浮かんだ。そこで玉置さんを阿修羅像にしてしまおうと考えた。『命を与える者』の象徴です」(横尾忠則)

 なお、本作品は7月1日読売新聞東京本社版夕刊、7月4日朝日新聞東京支社版朝刊、7月8日発売「AERA」で発表予定。また、7月17日と19日に開催される特別公演の来場者全員に、肖像画が掲載された特製プログラムやクリアファイル(完全限定非売品)が配布され、会場にて肖像画のポスターが限定販売される予定となっている。


◎公演情報
玉置浩二プレミアム・シンフォニック・オーケストラ“POMAWKA(ロマーシカ)”特別追加公演】
2019年7月17日(水)東京・サントリーホール
2019年7月19日(金)東京・東京芸術劇場コンサートホール

玉置浩二の肖像画を横尾忠則が初めて書き下ろし「『命を与える者』の象徴です」