6月30日日本テレビ系列の『笑点』が番組に関わる「重大報告」を行うとし、番組の内容を一部差し替え生放送を行った。

 この日の『笑点』はOPから司会の春風亭昇太日本テレビの放送ルームから生放送。続いて昨年7月に亡くなった前司会者の故桂歌丸さんの追悼企画が行われた後、昇太本人が一般女性との婚約を発表。

 「この続きは今から生放送されるバンキシャ!(「真相報道バンキシャ!」)で!」と番組を締めた。

 昇太は1959年生まれで、今年還暦を迎える。お相手は19歳年下の一般女性だという。昇太といえば笑点で、回答者時代から「独り者」「結婚できない男」とネタにされており、「独身」は彼のキャラクターを現す大きな特徴でもあった。

 笑点のメンバーになってから13年目。還暦を直前にしての結婚発表にネットでは「おめでとうございます!」「2019年上半期の最後におめでたい話題」と祝福する声が相次いだ。

 もっともその一方、「緊急生放送」と題して結婚報告を行ったことに対し、ネットでは「正直どうでもいい」「生放送でやること?」「期待して損した」との声も多かったという。

 現在、芸能界では多くの有名タレントが反社会勢力の宴会やパーティ事務所を通さず出席したことが明らかとなり、芸能活動を休止する事態が相次いでいる。今回の生放送は「笑点メンバーの誰かが活動休止するのではないか」もしくは「誰かが卒業になるのではないか」との推測が相次いでおり、今回の「重大報告」を固唾をのんで見守っていた視聴者は少なくなかったという。

 それがふたを開ければ、司会である昇太の結婚という「ノロケ話」であったため思わずズッコケてしまった視聴者も多かったという。6月27日に落語芸術協会の会長に就任した昇太。このタイミングの結婚発表は、会長に就任したけじめだともいわれている。

 なお、昇太が結婚報告を行ったこの日の平均視聴率は16.3%(関東地区のみ)をマークしたものの、先週放送分が17%だったため1ポイント近く視聴率を下げてしまう結果となった。

 『笑点』の生放送といえば、林家三平が新メンバーとして加入した2016年5月29日放送回で28.1%という高視聴率を記録し話題となったが、今回の「昇太の結婚報告」はそれらには遠く及ばず、視聴者の全員が「サプライズ好き」とは限らないことを証明した放送となった。

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