ドラマや映画などの話題作に出演、活躍している榮倉奈々。子どもの頃から大好きだった「アンパンマン」のゲスト声優にオファーされ、「うれしい、ありがたい×1000な気持ちです」と喜ぶ。今回は「アンパンマン」の生みの親、やなせたかしの生誕100周年記念作品となる「それいけ!アンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫」。

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物語の舞台は、おいしいアイスを作ってみんなに届ける“アイスの国”。ところがバニラ姫は上手にアイスを作ることができず、執事のジェラート大臣にお説教され、アイスの城を飛び出してしまう。その後、アンパンマンたちと出会い、楽しい時間の中で大切なことに気づいていく。一方、ばいきんまんは、“バイキンアイスロボ”を発明、“アイスの国”を“バイキンアイスの国”にしようと大暴れして…。

アフレコは3作目の榮倉がバニラ姫の声を演じ、ジェラート大臣とバイキンアイスロボの声は、ANZEN漫才のみやぞんとあらぽんが担当。出来上がりを楽しみにしている榮倉に話を聞いた。

アンパンマン」の魅力は? 

さいころから「アンパンマン」が大好きで、毎週楽しみに見ていました。今は自分の子どもが「アンパンマン」の大ファンです。『アンパンマン』は家族のヒーローなので、オファーをいただいた時は、本当にうれしかったです。大人になってから過去の映画を見ると、どの作品も深いですね。メッセージ性があり、どのキャラクターもとても個性的で可愛らしくて。親子で見るには、とても素敵な作品だと思います。

大好きな作品に出演する気持ちは?

とてもうれしかったのですが、その気持ちが強すぎて、とても緊張していました。でも、アフレコ前にスタッフの皆さんと一緒に『アンパンマン』のテーマ曲を歌って緊張をほぐしていただき、リラックスして臨むことが出来ました。子どもたちを笑顔にするための作品だから、作る人も笑顔で楽しくないといけないって。素敵なスタッフさんたちに囲まれて、幸せだなと思いました。

私は今「アンパンマン」に出ている! という瞬間は?

アンパンマン、バタ子さん、ジャムおじさん、チーズたちが出てきた共演シーンです。レギュラーメンバーに囲まれたバニラ姫を見て、感動しました。ヒーローたちがそこにいる。幸せでした(笑)。とても楽しかったです。

今回の「アンパンマン」の見どころとメッセージを。

バニラ姫とコインちゃんの友情もとても可愛らしく、その友情の中でバニラ姫が学んで成長していく姿がとても素敵に描かれています。大人が見てもグッとくるセリフもあり、ぜひ、夏休みにご家族でご覧いただきたい作品です。

アイスクリームは好きですか? 映画にはカップ、コーン、モナカとか出てきます。 

好きです。役だからではなく、本当にバニラアイスが好きです(笑)。カップに2つ選べるなら、1個はバニラで、もうひとつは抹茶とか…。チョコよりも、少しクリーミーな方が好きです。そして、ワッフルコーンが大好きです!(笑)。

えいくらなな●1988年2/12、鹿児島県生まれ。2004年にドラマ「ジイジ~孫といた夏~」で女優デビュー。08年、連続テレビ小説「瞳」(NHK)のヒロインで注目され、翌年には映画「余命1ケ月の花嫁」で主演、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。以来、CMや話題作に数多く出演し活躍中。主な出演作品は、ドラマ「Nのために」(MBS)や映画「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています」など。アフレコは今回が3作目となる。

MOVIE 映画「それいけ!アンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫」

監督:矢野博之 脚本:米村正二 音楽:いずみたく、近藤浩章

声の出演:アンパンマン/戸田恵子 ばいきんまん/中尾隆聖ほか

原作:やなせたかし(フレーベル館刊)

配給:東京テアトル

上映時間:60分

TOHOシネマズなんば、梅田ブルク7、あべのアポロシネマほかにて絶賛公開中(関西ウォーカー・高橋晴代)

榮倉奈々さんにインタビュー