2019年にミュージカルデビューを果たした葵わかなと、映画「アラジン」のジャスミン役の吹き替えで話題の木下晴香の2人が、2020年上演のブロードウェイミュージカル「アナスタシア」で主人公・アーニャをWキャストで演じることが決定した。
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同ミュージカルは、第70回アカデミー賞で歌曲賞、作曲賞にノミネートされたアニメーション映画「アナスタシア」から着想を得た作品。
帝政ロシア時代の“最後の皇帝”ロマノフ2世をはじめ、一族が殺害されたというニュースの中、皇女アナスタシアだけは難を逃れ生き続けるという歴史上の謎「アナスタシア伝説」に基づき、記憶をなくした主人公が、自分の過去を取り戻し、愛する家族と自分の心の帰る場所を見つける旅路を描いた物語だ。
ブロードウェイ公演は、2017年3月にプレビュー公演を経て、4月24日に開幕。以降、2019年3月まで2年間にも及ぶロングラン上演となった。
その他、スペイン公演、北米ツアー、ドイツ公演に続き、オランダ公演の開幕も予定され、世界各国での上演も続々と決定。ブロードウェイで高く評価された本作を、2020年3月より本国クリエイティブ・スタッフ&日本キャストで、東京、大阪にて上演する。
以下、主演2人のコメントを紹介。
■ 葵わかな「日本にしかない繊細さをプラスしていけたら」
日本初演、アジア初演のこの作品に携わることが出来てとても光栄です。
アーニャは力強い美しさを持った女性です。記憶がないという孤独のなかで、夢と希望を持って愛を探す冒険に出ます。楽曲、衣装、舞台装置、どれもお話の世界観を感じるとても素敵なものです。
ブロードウェイからいらっしゃるクリエイティブチームの皆さんと、海外作品ならではのダイナミックさを作りながら、日本にしかない繊細さをプラスしていけたらと思います。
「アナスタシア」を通して皆様にお伝えできるものがありますように。
■ 木下晴香「今までと少し違うワクワクと緊張」
楽曲を聴いて心奪われたのが、この作品との最初の出会いでした。
それから作品を知れば知るほど魅了されている今、こうしてアーニャを演じる機会を頂けたこと、本当に嬉しいです。
日本初演の舞台に参加させていただくのは初めてで、今までと少し違うワクワクと緊張がありますが、素晴らしいクリエイティブチームの皆さん・キャストの皆さんと、この作品にもっと深く触れる日々をとても楽しみにしています。
この作品は、アーニャの人生を軸として、成長や家族、恋心、信じるもの……その輝きや温もりに気付ける魅力が詰まった作品です。
素晴らしい舞台をお届けできるよう、全力で努めます。
よろしくお願い致します!(ザテレビジョン)
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