株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長:武田 好修、略称:DAL、JASDAQ:3848)は、B2Bサーバ「ACMS B2B」と動作環境をWindowsに限定した「ACMS B2B LE」の最新版バージョン5.1を2019年7月3日より販売開始します。
最新版では、ファイルを送受信するプロトコルのひとつであるSFTP(SSH File Transfer Protocolクライアントの鍵交換アルゴリズムのセキュリティを強化し、通信の安全性を向上しました。また、東京オリンピック開催などに伴う祝日法の改正に対応するため、国民の祝日に関する情報を予めファイルに定義し、休日カレンダーやスケジュールへの設定を不要にするなど操作性を向上しました。

ACMS B2Bは、ACMSシリーズの中で企業間取引に特化したB2Bサーバです。従来型EDIやインターネットEDIをはじめ、ブラウザベースのWeb-EDIやメールEDIなど様々なEDI形態をサポートしています。また、企業間取引に不可欠なデータ変換や回線を効率よく管理する機能を実装し、それらを統合管理することが可能です。これにより、企業間で行われるEDIの運用効率が向上し、運用コストを削減します。

今回のリリースの主な強化点は以下のとおりです。

・新たに以下の鍵交換アルゴリズムが利用可能になりました。
ACMS B2Bで利用する場合、鍵交換時に推奨する鍵長は2048となります。
- diffie-hellman-group-exchange-sha256

・以下の鍵交換アルゴリズムの脆弱性に対応しました。これにより、鍵交換時に希望する鍵長が2048となり、Logjam攻撃に対応されたサーバとの通信が可能になります。
-diffie-hellman-group-exchange-sha1
  • 稼働環境の充実
1.IBM MQの新たなバージョンをサポート
- IBM MQ V9.0 / V9.1

2.新たなデータベースをサポート
- Oracle Database 18c
- Microsoft SQL Server 2016 SP2
- Microsoft SQL Server 2014 SP3
- IBM Db2 11.1
- PostgreSQL 11
* PostgreSQL 11はWindows環境をサポートしました。

3.新たなJDBCドライバをサポート
- Microsoft JDBC Driver 7.2 for SQL Server
- Microsoft JDBC Driver 7.0 for SQL Server
- Microsoft JDBC Driver 6.4 for SQL Server

4.新たなWeb Application Serverをサポート
- Tomcat 9.0

5.Any変換(トランスレータ機能)-新たなデータベースをサポート
以下のデータベースへの接続が可能になりました。
- Microsoft SQL Server 2014 SP3
- Microsoft SQL Server 2016 SP2
- Oracle Database 18c
- IBM Db2 11.1
- PostgreSQL 11
データベースフォーマット用途、データベース検索用途でご使用いただけます。

DALは、今後も、国内外のデータ連携/EDIに対する業界やお客様のニーズに合わせて、新しいプロトコルやEDI形態をサポートし、それらを統合管理することで業務の効率化、データを有効活用する基盤作りに貢献していきます。

【株式会社データ・アプリケーション(DAL)について】
DALは、1992年UNIX向けの製品をリリースして以来、EDI(電子データ交換)を中心にデータ連携分野において信頼性の高いパッケージソフトウェア「ACMS(Advanced Communication Management System)シリーズ」を提供してきました。「ACMSシリーズ」は、国内のEDIパッケージ市場でリーダーシップを確立しており、すでに2300社11000サイトを越える企業のミッションクリティカルなシステムで稼働しています。ビジネス変化に強く、新たなイノベーションを生み出す企業のデータ連携ソリューションを今後も提供してまいります。


【HP】https://www.dal.co.jp/
【Facebook】https://www.facebook.com/DataApplications/
【Twitter】https://twitter.com/dal_acms

【本件についてのお問い合わせ先】

※DAL, ACMS, ACMS Apex, AnyTran, E2X, WebFramer, RACCOONは、株式会社データ・アプリケーションの日本および海外での商標ならびに登録商標です。
※本文中に記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。

配信元企業:株式会社データ・アプリケーション

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