7月13日(土)より公開の映画「モンスターズ 悪魔の復讐」の予告編が公開された。本作は、世界三大未解決事件の一つともいわれる事件が基になっており、両親殺害の罪に問われた末娘とそのメードの秘密の関係や、登場人物たちがひた隠しにする本性が浮き彫りになっていくさまを描く。

【写真を見る】解禁された「モンスターズ 悪魔の復讐」ポスタービジュアル

両親を斧で殺した罪に問われる末娘、リジー・ボーデンを「トワイライト」シリーズ(2008年ほか)などに出演したクリステン・スチュワートが、ボーデン家に仕えるメードでリジーと秘密の関係を持つブリジットを「ボーイズ・ドント・クライ」(1999年)のクロエ・セヴィニーが演じる。

今回、解禁された予告編の冒頭では「お父上を殺した犯人に心当たりは?」という問いを、真顔で聞いているリジーの姿が。そして、リジーが亡き父から受けてきた仕打ちなども描かれていき、リジーの心の傷に気ついたメードブリジットが「私が救います」と、リジーを熱い視線で見つめるシーンも描かれる。

リジーとブリジットの濃厚なキスシーンの他、顔に血を浴びているリジーのカットなど衝撃的なシーンも。ラストには「最も危険なのは女の本性」という文字が浮かび、登場人物たちがひた隠しにしている本性が気になる仕上がりになっている。

また、ポスタービジュアルと場面写真も解禁された。手に斧を持ち、顔に血を浴びているリジーとブリジットの姿が。背景は赤く染まっており、「世界一美しき殺人鬼たち」の文字が重ねられている。

さらに、場面写真ではリジーとブリジットのキス寸前のようなショット、血を浴びているリジー、さらに物憂げなブリジットの姿が。

殺害事件の真相、リジーとブリジットの秘密の関係が本編でどう描かれていくのか注目だ。

■ 「モンスターズ 悪魔の復讐」あらすじ

1892年8月4日アンドリュー・ボーデン(ジェイミー・シェリダン)と妻のアビー・ボーデン(フィオナショウ)が斧によって惨殺された。容疑者として拘留されたのは、末娘のリジー・ボーデン(クリステン・スチュワート)。法廷に立つ彼女を複雑な表情で見つめるのは、うら若きメードブリジット(クロエ・セヴィニー)。

2人の疑わしい関係に気付くものはまだ誰もいなかった。横暴な父のアンドリューにより精神的・肉体的に苦しめられていた女2人。悲しき絆から愛が生まれ、そして殺害に至ったのか。女の本性が、美しくも悲しい復讐となるリベンジスリラー。(ザテレビジョン

映画「モンスターズ 悪魔の復讐」の予告編が公開