バルサ時代の同僚ダニエウ・アウベスが宿敵アルゼンチン戦に言及「運は我々の方に…」

 コパ・アメリカ南米選手権)準決勝のブラジルアルゼンチンが現地時間2日に行われ、2-0で勝利した開催国ブラジルが決勝に駒を進めた。VAR(ビデオアシスタント・レフェリー)が採用されないなど、不可解な判定が試合後も議論に挙がるなか、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(パリ・サンジェルマン→未定)は、「主審は我々より緊張していた」と証言している。

 試合は前半19分にブラジルFWガブリエウ・ジェズス(マンチェスター・シティ)が先制点を挙げると、後半26分にはジェズスが崩してFWロベルトフィルミーノが貴重な2点目を奪取。アルゼンチンエースのFWリオネル・メッシバルセロナ)のシュートポストに嫌われるなどゴールを奪えず、宿敵対決は2-0でブラジルに軍配が上がった。

 アルゼンチンは、セットプレーでDFニコラス・オタメンディ(マンチェスター・シティ)がペナルティーエリア内でブラジルMFアルトゥール(バルセロナ)に喉元にショルダーチャージを受けて倒されるなど、“ファウル疑惑”が浮上するシーンが2度あったなかでVARは採用されず。結局、最後までゴールをこじ開けることはできなかった。

 ブラジルベテランDFダニエウ・アウベスは、ピッチ上の状況についてこう証言している。

メッシは主審が我々より緊張していたと理解している」

 メッシは試合後、悔しさを滲ませるようにレフェリングやVAR運用について不満を漏らしていたが、ダニエウ・アウベスによれば審判団は選手以上に緊張感が漂っていたという。そして、ブラジルアルゼンチンの違いについても言及している。

ブラジルは負ければ我々全員の負けだが、アルゼンチンは負けたらメッシ1人が負けたような扱いになる。アルゼンチンはたくさんの素晴らしい選手がいて、我々は守備ラインが常に一緒にいる努力をしなければならなかった。彼らは得点するチャンスはいくつかあったが、ポストに嫌われるなど運は我々の方にあった」

 ダニエウ・アウベスは最後まで、かつてバルセロナで共闘したメッシの胸中をおもんぱかっていた。(Football ZONE web編集部)

ブラジル代表DFアウベス(右)が不可解な判定に言及【写真:AP】