【カンタンにいうと…】

プロ野球球団『中日ドラゴンズ』の応援団が、応援歌サウスポー』の使用を自粛。

・ファンからは賛否の声が上がっている。

・番組で岩尾望さんは「もう『ケガなく終えてくれたらいいよ』くらいしかいえなくなる」と過剰な自粛に苦言。

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2019年7月1日に、プロ野球球団『中日ドラゴンズ』の応援団が、応援歌である『サウスポー』の使用自粛を発表しました。

ことの発端は、同球団の監督である与田剛監督が、応援歌にある「みなぎる闘志を奮い立てお前が打たなきゃ誰が打つ」という歌詞の『お前』という部分が「子どもの教育上よくないのではないか」と指摘したことです。

重要な場面で歌う曲として親しまれてきた応援歌の使用自粛に、ファンからは「やりすぎでは?」「監督のいうことも理解できる」といった、賛否の声が上がっています。

岩尾望「とにかくケガなく最後までしかいえない」

同月4日に放送された情報番組『バイキング』(フジテレビ系)では、一連の騒動について特集。

出演者たちから「自粛はやりすぎではないか」「『お前』というワードを使う歌詞はほかにもたくさんある」という意見が上がる中、番組MCを務めるお笑いコンビ『フットボールアワー』の岩尾望さんは、次のような持論を口にしました。

そうなると、じゃあ「かっ飛ばせ」とかも命令口調だし、プレッシャーを与えるとかになりそうだし。

「お前が打たなきゃ誰が打つ」とかも心理的なプレッシャーを与えることになると…。

もう(歌詞は)「とにかくケガなく最後まで」みたいな。

もうそれで「ケガなく終えてくれたらいいよ、僕たちファンは」みたいなことしかいえなくなるんじゃないかなぁと思う。

バイキング ーより引用

岩尾さんは、「とにかくケガなく最後まで」というような歌詞しか使えなくなると指摘。

ネット上では、岩尾さんの発言についてさまざまなコメントが寄せられています。

・確かにその通り。

・「とにかくケガなく最後まで」って、秀逸すぎる歌詞だわ。

・岩尾さんの考えた歌詞の前後が気になる。

応援団と球団の間で揺れる、応援歌使用の問題。双方にとって納得がいくような着地点を見つけられたらいいですね。


[文・構成/grape編集部]

出典
バイキング