アトレチコ側のみが公式発表、シティ側は反応せず
アトレチコ・マドリードに所属するスペイン代表MFロドリのマンチェスター・シティ移籍がどうやら決まるようだ。シティ側はまだ公式発表していないものの、アトレチコ側が声明を発表したことで確実となった。スペイン紙「マルカ」が報じた。
23歳のロドリは、2015年にビジャレアルでプロキャリアをスタート。18年にアトレチコへ移籍すると、1年目から主力としてプレーした。190センチを超える身長ながら足もとの技術も長けており、安定感のあるゲームコントロールには多くのクラブが評価するほどだ。
そんなロドリに早いタイミングから関心を寄せていたのが、ジョゼップ・グアルディオラ監督率いるシティだった。最近では7000万ユーロ(約85億円)近い契約解除金を用意できるかが焦点となっていたが、今回、アトレチコ側はその契約が合意に至ったとして公式にチームを離れることが決まったと紹介している。
ただし、スペイン紙「マルカ」も「奇妙なことに」と記しているように、アトレチコ側は声明を発表したもののシティ側からの公式発表はいまだに行われていない。そのため現在ロドリはチームを離れることが決まったものの、正式に新たなチームに加わることは確定していないのだ。
とはいえ、アトレチコはロドリの移籍を考慮して、すでにレアル・マドリードからスペイン人MFマルコス・ジョレンテを獲得。シティ入りは間違いないと見ていいだろう。
正式発表を待つ必要はあるものの、3連覇を目指すシティは大きな戦力を確保することになりそうだ。(Football ZONE web編集部)
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