何かと議論の話題になりがちな「電車での赤ちゃんの泣き声」問題。このことについて、タレントのカンニング竹山が5日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)で私見を述べ、反響を呼んでいる。
■赤ちゃんが泣いたらどうすべき?
番組では、「電車で赤ちゃんが泣いた際、母親は泣き止ませる努力をすべきか」とのテーマでトークを展開。
ツイッターで話題になっていた問題だが、タレントの小島慶子が自身のツイッターで「ただでさえ赤ん坊が泣き止まず困っているのに、なぜ周囲の皆様にご納得頂けるような努力のさまをお見せしなくてはならないのでしょう」と訴えていた。
2人の子を持つタレントの三倉佳奈は「泣き止ませる努力は見せるべきだと思う。泣いているのに無視して携帯触ってるとかはそれはマナーとしてダメ」と発言。千秋も「ほっとくのはいけない。でも何かすごい努力を見せなければいけないというのは違う」と私見を述べた。
■カンニング竹山「日本人は…」
また番組では、電車で赤ちゃんが泣いた際に、見知らぬ人がアニメのテーマソングを流してくれて助かったという母親の投稿を紹介する。
これを受けて竹山は、「これ素晴らしいと思う。そういう世の中じゃないといけない」と断言。過去にも似たようなケースで同様の発言をした際に、ネット上で「満員電車乗ったことねえだろ!」「子供が窒息しちゃうだろ」と批判されたことを明かし、「そしたらそうならないようにみんなで努力する世の中にしないといけない」と語る。
そして、「日本人は子供とか障害をもつ人に対して自然に行動ができない。ほんと普通に行動するようにしたらいいと思う」と私見を述べた。
■ネットの反応は…
しらべぇでも既報のとおり、過去には電車のベビーカー問題の際には「その意見でずっとやっていくと世の中変わらない」と発言していた竹山。今回の発言でも、視聴者からは「そのとおり」「正論」と共感する声が寄せられた。
「本当にそれ。なぜ、この国は子供や身体の不自由な人に優しくないのだろう?」
「竹山さんほんと好き これ、パパだったら題材上がらなかったんじゃない!? 責められるのはいつも母親」
「電車の中にいる人たちみんな、様々な気持ちがあるとは思うけど 全員が尊重しあう世の中になるのが理想だよなあ」
しかし、一方で「正論を言うが実際にはできないと思う」との声も。やはり一筋縄ではいかない問題であることには間違いない。
■電車での赤ちゃんの泣き声をどう思う?
しらべぇ編集部が全国20代〜60代の男女1,353名に「電車での赤ちゃんの泣き声」についてどう思うか調査したところ、「イライラしない」という人が多くを占める結果に。
しかし、一方で4人に1人は不満を抱えている結果に。
つらい通勤通学ラッシュの時間帯に泣き声が聞こえてきてイライラしてしまう人の気持ちもわかる。しかし、竹山の言うように子育てをする親にあたたかい社会になることを切に願いたい。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年12月22日~2015年12月24日
対象:全国20代~60代の男女1,353名
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