語彙力というのは、大きな要素だと言えるでしょう。ビジネスシーンなどで会話をしていて、ふと幼い言葉づかいが出てしまうのは考えものです。それだけで、この人はちょっと勉強が足りない人なのではないか、きちっとした生育環境にいなかったのではないかといったことが疑われてしまうからです。


語彙力を身につける

深谷圭助による『小学校6年生までに必要な語彙力が1冊でしっかり身につく本』(かんき出版)は、小学生向けの語彙力のレッスン本です。しかしながら、大人が見たとしても目からウロコの体験というものを感じ取ることができるのではないでしょうか。日本人であり日本語環境で育っているのだから、当然正しい言葉を使えるという前提が間違いであることがよくわかりますね。

語彙力を伸ばす

本書では小学校1年生から6年生まで学年ごとに、知っておくべき言葉や語彙力を厳選してピックアップされています。さらに、漢字ドリルなどの書き取りではありませんから、苦痛をともなうものではありません。

自然と身につける

ここにあるものは、私生活を送る中において自然と身につけていく言葉の魅力というものもあるでしょう。普段しゃべっている言葉を一段階パワーアップさせるためにはどうすればいいのか。さらにどのように積み重ねやステップを重ねていけばいいのかについても解説がなされていますので、言葉の面白みを知ることができる本でもあります。