2017年に第一子を授かり、パパとなった、お笑いトリオロバート山本博さん。息子くんとの生活の中で感じた「?」や「!」をマンガに描き、昨年7月からインスタグラムで発信。そのイラストをもとに、山本さんがパパ芸人ならではの気づきを綴る本連載。第34回は、山本家の家訓について。夫婦の連携、禁止事項……山本さん家のルールとは?

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■息子のお風呂タイムは夫婦の共同作業
子どもによってはお風呂に入るのを嫌がって、毎日お風呂タイムが大変、なんて話を耳にすることがあります。でも、我が家の息子はお風呂が大好きです。ただ、好きすぎるあまり、別な大変さもあります。30分お風呂タイムがズレただけで泣いちゃって、泣き疲れて眠くなってしまうと、「もうお風呂ヤダー」と入ってくれなくなるんですよね。だから、息子のコンディションと雰囲気を見ながら、奥さんと目配せしつつ、「今、入れちゃった方がよくない?」という感じで、お風呂に入れるタイミングをいつも探っています。

子どもが生まれるまでわからなかったけど、乳児のお風呂ってなかなかの重労働ですよね。我が家の場合、どちらかというと息子をお風呂に入れるのは奥さんの方が多いですけど、僕が家にいるときは、僕が入れることが多いです。そして、お風呂に入れなかったとしても、風呂上がりに受け取って、体をふいて髪乾かして、クリームを塗ってオムツをして……と、むしろそっちの方が大変だったりもします。僕が仕事で家にいないときはこれを奥さんひとりでやるわけですし、大変ですよね。

最近はお風呂の洗い場であちこち動き回るんですが、隅っこのほうに掃除が行き届いてなかった場所があったみたいで、そこでツルッと滑って転んで泣いたんです。大人の足だと狭すぎるけど、逆に息子の小さい足だと届く場所だったみたいで、悪いことしましたね。慌てて掃除をし直しました。なんにせよ、頭を打たなくて良かったなぁとホッとしました。

■山本家家訓・覚えて欲しいことにはプラスの言葉を使う
話は変わりますが、最近、息子が僕のやることをやたらと真似したがるんです。たとえば、僕はご飯の前に手を洗うようにしているんですけど、それを見て、息子も自分から手を洗うようになって、それが当たり前になったんですよね。僕がヒゲを剃っているときも、横に並んで、顔を手に当てているんです。

今、息子は真似したいモードなんだ。じゃあ、これを利用しない手はないな、と思って風呂でも息子の前でわざと、「うわー気持ちいい〜!」とあえて声を出しながら髪を洗ってみたんです。気持ちいいことなんだと思えれば、自然と身につくようになるかな、と。そうしたら、息子も自分で髪の毛を洗おうとして、「きえーちいーー! ちぇーーー!」って、気持ちいい感じを真似しようとして、自分で髪を洗うようになりました。

もちろん、まだちゃんとキレイに洗えるわけじゃないし、目を痛がったりはしますけど、いい傾向かなって。シャンプーに限らず、何かを覚える上ではプラスの言葉を使う。これを意識しています。「めんどくせー」は禁句です。「お風呂だ、やったぁー!」とテンションを上げて入るようにしていたから、自然とお風呂が好きになったのかもしれないですね。

■そのストッパーは誰のため?
もっと小さかった頃は、それこそお風呂の浴槽はおもちゃだらけで入ってましたけど、最近はだいぶ少なくなりました。今だと、数字のスポンジくらいですね。それを、壁に貼り付けたり取ったりして遊んでいます。ある日、そのスポンジをちょっと高めの場所に僕が貼ってみたら、息子はうまいこと僕を支えにして、体を伸ばして取ったんですよ。おー、これは頭の体操にもなるし、運動にもなって良さそうだぞと思って、どんどんスポンジを貼る位置を高くしていったんです。

それでも、僕の体を階段のようにしてあげると、それをうまく使って攻略するんです。なかなかいい遊びになっているし、息子の成長を感じられる瞬間ですね。先日、もっと成長を感じたことがありました。お風呂上がりに使うドライヤーって、息子が勝手に触らないように、ストッパーをつけた扉にしまってるんです。でも、そのストッパーが外れていたみたいで、「ほら、ちゃんと締めなきゃダメでしょ」という感じで、息子がバチンとストッパーをかけるっていう……。

これは一体、誰のために付けてんだ?ってワケがわからなくなるのと同時に、お前もうそんなことできんのか!って、ちょっと感慨深かったですね。
(mamagirl

掲載:M-ON! Press