ニートから高額所得者まで、常識人から異世界に住む人々まで、幅広い層が飲みに来る下北沢を中心に、「一人飲み歴10年以上」の、きたざわ御神酒(おみき)です。

皆様の友人・知人に「企業コンサルタント」という職種の方はいらっしゃいますか?筆者の一人飲みネットワーク周囲にはその職種の人、もしくは交流があった後にその職種になった人、が複数存在しています。

アグレッシブで楽しいタイプの人が多く、金払いも良く、時には筆者に仕事を斡旋してくれる人もいました。20代後半から30代くらいの若さで起業したりして、そこそこお金持ちだったりする彼ら。「私の周囲では会ったことないけど、どんな人なの?」と興味をお持ちの方や、中には「そういうタイプと付き合ってみたい!」という方もいらっしゃるでしょう。

というわけで、今回は「若くしてお金持ちになるコンサル男子」の特徴や、気の引き方、更には付き合った場合の注意点などをご紹介します。

バーに登場した途端に界隈のマスターや常連客の間で有名になった、20代の一見チャラ男くん

筆者の行きつけ店に、ある日突然登場したかと思うと、みるみる存在感を増していった20代半ばのシガちゃん(仮名)という男性がいました。

シガちゃんは、一見するとチャラ男です。細身のビジネススーツに、前髪を降ろした茶髪はいつもビシッと整っており、財布等の小物はわかりやすいブランド物。とにかくノリが軽い。周囲の常連客のテンションが高かろうが低かろうが話しかけ、ご機嫌をとろうとします。

「ご機嫌をとろうとする」という行為を具体的に説明すると、

「それカッコいいっすね!」と、明らかにシガちゃんとは好みが違うとルックスから一目でわかる持ち物などをホメまくったり、

芸能人の話題が出れば、最初はシガちゃんが「あの女優、超かわいい」と褒めていた女優を嫌いだ、という意見がでると「あー!それもわかるわ~!」と唐突に追随したり。

とにかく「調子がいい」「実が無い」ように見えるのです。

しかし、下北沢の何軒かのお店に、急に、更には足しげく現れるようになり、すべてのスタッフ&常連客にその調子なので、登場して1か月もたたぬうちに「シガちゃん」を知らぬものはいなくなりました。

不思議なくらい男性には好かれ、女性は意見が分かれるチャラ男くん

筆者はシガちゃんのノリが苦手で、かつ、そのことがシガちゃん本人にも伝わっていたと思います。しかしシガちゃんは相手が自分を好きだろうが嫌いだろうが構わぬそぶりで、いつ会ってもグイグイ寄ってきます。

その異様なフレンドリーぶりは、男性には「面白い」とすごく好かれて受け入れられました。そもそもお酒の席での話なので、バーを社交場として活用するのが好きなタイプの男性が多いのです。そうした男性たちの中で、相手が自分をどう思おうが、いつもニコニコ話しかけていくバイタリティーは「あいつすげえ!面白い!」と好ましく映ったようです。

女性たちは意見が分かれました。「シガちゃんはチャラいよね!」と一見バカにしているようで、実は嫌いではない、会えば進んで楽しく飲もう!というタイプと、筆者のように警戒したり、苦手意識を持ったりするタイプです。

筆者は根っこがオタクなのもあり、こちらがウェルカムでないのに、いつも同じ笑顔全開で積極的に接触してくるシガちゃんは「根っからフレンドリーなの?」「いや、実は何か目的があって愛想よくしてるの?」と、不気味ささえ感じる存在でした。

ただ、シガちゃんはバーでいい加減なガールハントは一切しないので、意外とまとも、というか、やはり計算のできる頭のいい人間なのかも、とは感じました。すべての女性に同じような態度なので、どんな女性が好みなのかすら一切わからないほどです。

20代後半で起業する「実はやり手」の一見チャラ男くんが、下北沢で最初に仕事のつながりを持ったのは、意外な相手

意外にも、最初にシガちゃんと「飲み屋以外の社会的なつきあい」ができたのは、なんと筆者でした。筆者はそのころから別名義でイラストレーターの仕事も請けているのですが、当時WEB関連の広告代理店に勤務していたシガちゃんから、イラスト発注を頂いたのです。ある情報メディアWEB媒体で定期的にイラストを差し替える継続的な仕事で、報酬は、ごく常識的な金額でした。

シガちゃんに対する苦手意識は変わりませんでしたが、仕事は別の話です(笑)。シガちゃんの「バーでオミキさんに出会わなければ、こちらもお願いする先を迷っちゃう仕事だったので、やっぱ、いろいろ出会いを増やすのって大事ですよね!」という意見には、筆者も大きくうなづきました。シガちゃんの無差別な愛想の良さは、バーという社交場でただ遊ぶだけでなく、社会的にWIN-WINな出会いをキャッチするためのものだったか!とわかり、感心もしました。

そんなシガちゃん、ほどなく会社を辞め、起業することに!なんと、20代後半の若さで社長になり、その数年後には今回のテーマでもある「企業コンサルタント」になっていくのです。

調子乗り、八方美人って実は相手に合わせることができる頭の良い人が多いものなのです。

後編ではその経緯と、他の企業コンサルタントの例もまじえつつ、彼らの恋愛パターンについても考察します。~その2~に続きます。

関連画像