明治安田生命J2リーグ第21節の7試合が7日に各地で行われた。

三協フロンテア柏スタジアムで行われた柏レイソルvsヴァンフォーレ甲府ホームの柏が4-2で勝利した。

ジェフユナイテッド千葉モンテディオ山形を相手に2連勝を飾った5位の柏は、6位の甲府を相手に開幕以来2度目の3連勝を狙った。

アフリカネーションズカップ帰りのケニア代表FWオルンガの復帰を追い風に立ち上がりから甲府を押し込んでいく柏。オルンガとクリスティアーノの連携を軸に相手の背後を積極的に狙うも、序盤はオフサイドにかかる場面が目を付く。

一方、押し込まれる甲府も25分にはピーター・ウタカの強烈なシュートで相手GK中村の好守を強いるなど、一発の怖さを見せる。

それでも、攻勢を続ける柏は36分、左サイドに流れたオルンガからリターンの左クロスを受けたゴール前のクリスティアーノが見事なダイレクトボレーで合わせ、古巣のゴールネットを揺らす。さらに前半終了間際にはヒシャルジソンからのロングフィードに反応したオルンガがボックス内での相手DFとGKの連係ミスを突き、復帰即ゴールを決めてみせた。

迎えた後半、ハーフタイム明けにドゥドゥをピッチに送り込んだ甲府は立ち上がりの46分にボックス内でのドゥドゥのシュートのこぼれ球を佐藤和が蹴り込んで早々に1点を返す。

しかし、主導権を渡さない柏は60分に相手DFのクリアミスをボックス左で拾った江坂のゴールで3点目を奪取。その後、甲府に崩し切られて佐藤和にこの試合2点目を許すが、77分にはオルンガの落としに抜け出した江坂が冷静にGKとの一対一を制し、試合を決定付ける4点目とした。

そして、今季リーグ戦最多の4ゴールを奪い甲府を粉砕した柏が今季2度目の3連勝で前半戦を3位という上々の順位で終えることになった。

また、西京極で行われた京都サンガF.C.vsV・ファーレン長崎は1-0でホームの京都が勝利した。

4位の京都と7位の長崎の上位対決は立ち上がりからホームの京都が圧倒的に押し込む。小屋松、一美のビッグチャンスは相手GK徳重の好守に阻まれるが、10分には右サイド深くで仙頭が入れた高速クロスがDF徳永のオウンゴールを誘発し、早い時間帯に先制点を奪い切る。

これで完全に流れを掴んだ京都はその後も再三の決定機を作り出すが、仙頭や一美らが決め切れず。それでも、1点リード折り返した後半の64分にはGK徳重のシュートブロックがDF亀川の手に当たる幸運な形でPKを獲得。だが、仙頭のPKはGK徳重のビッグセーブに遭う。

その後も追加点が遠い京都に対して、試合終盤は長崎が押し込む時間帯に。セットプレーを起点にゴール前で混戦を作って惜しい場面を作る長崎だが、新里の渾身のミドルシュートクロスバーを叩くなど、こちらも決定力を欠く。そして、互いに多くの決定機を作り出した中、最終的にオウンゴールを守り切った京都が上位対決を制し、4戦無敗の京都は自動昇格圏の2位で前半戦をフィニッシュした。

同日行われたその他の試合では木山監督の古巣愛媛に乗り込んだモンテディオ山形が0-0のドローに終わり、2戦ぶりの勝利を逃すも勝ち点40で前半戦を首位で折り返すことに成功。また、3位につける水戸ホーリーホックは8位のツエーゲン金沢との上位対決を2-2のドローで終え4戦未勝利と足踏みとなり、4位に後退している。

◆明治安田生命J2リーグ第21節結果

▽7/7(日)

京都サンガF.C. 1-0 V・ファーレン長崎
徳島ヴォルティス 1-1 ジェフユナイテッド千葉
柏レイソル 4-2 ヴァンフォーレ甲府
ツエーゲン金沢 2-2 水戸ホーリーホック
ファジアーノ岡山 2-1 鹿児島ユナイテッド
レノファ山口FC 3-0 FC町田ゼルビア
愛媛FC 0-0 モンテディオ山形

▽7/6(土)
東京ヴェルディ 2-3 横浜FC
アルビレックス新潟 2-1 大宮アルディージャ
アビスパ福岡 1-3 FC岐阜
FC琉球 3-0 栃木SC

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