女優の上野樹里が主演を務め、俳優の時任三郎と親子役で共演する月9ドラマ『監察医 朝顔』(フジテレビ系/毎週月曜21時)が今夜スタート。第1話では、上野演じる新米法医学者・朝顔が、父・平(時任)とともに遺体の謎に挑む。

【写真】上野樹里&時任三郎の親子シーンも『監察医 朝顔』第1話

 本作は、2006年に「週刊漫画サンデー」で連載を開始し、人気を博した同名漫画(原作・香川まさひと、漫画・木村直巳)をアレンジしてドラマ化。

 東日本大震災により母が行方不明となった過去を持つ新米法医学者・万木朝顔(上野)が、ベテラン刑事の父・万木平(時任)とともに、解剖と捜査というそれぞれの立場から遺体の“生きた証”を見つけ出すため、懸命に遺体と向き合う姿を描く。出演は、上野、時任のほか、風間俊介志田未来中尾明慶板尾創路、山口智子、柄本明らが脇を固める。

 朝顔(上野)は、興雲大学の法医学教室に勤める新米法医学者。母の里子(石田ゆり子)は2011年3月11日に帰省先の東北で震災に遭遇し行方不明となっており、今は捜査畑一筋の刑事でもある父・平(時任)と2人で暮らしている。

 ある日、朝顔が出勤をすると、すでに検査技師の高橋涼介(中尾)、法歯学者の藤堂絵美(平岩紙)らが、野毛山署の強行犯係に新しく異動してくる刑事の話で持ちきりだった。絵美は、同じ野毛山署の強行犯係に勤めている朝顔の恋人で新米刑事の桑原真也(風間)に、本当かどうか聞いて欲しいというも、同署に現れた刑事は、なんと朝顔の父・平だった。

 係長・山倉伸彦(戸次重幸)より年上の平に、けげんな目を向ける刑事たちだったが、そこに、倉庫で30代後半の女性が死んでいるという無線が入り、平らは現場へ。

 その後、平は遺体と共に解剖先である、朝顔のいる興雲大学の法医学教室へ向かう。到着した父に気付き、父が野毛山署へ異動したことを初めて知り驚く朝顔。また、桑原も平が自分の恋人の父親だと知り、朝顔以上に驚くのだった。解剖依頼を受けた朝顔は、主任教授の夏目茶子(山口)の指導の下、その女性の解剖をおこなうも、不可解な結果が…。

 何があったとしても、あなたの“生きた証”を見つけたいー。遺体に秘められた最後の思いを探す、法医学者と刑事の異色の父娘の、かけがえのない日々が、優しい涙とともに始まる。

 月9ドラマ『監察医 朝顔』第1話は、フジテレビ系にて今夜7月8日21時より放送(初回30分拡大)。

『監察医 朝顔』第1話場面写真(C)フジテレビ