令和元年、今年も又、莫大な費用、ひいては国民の税金を使って日本全国に設置されている固定式オービスが、次々と撤去されている。中でも北海道では11機が一気に撤去されるという異常事態だ。ま、その検挙率が、わずか3%に落ちている今、費用対効果や最近の交通事情を考えれば撤去されるのは当然だが、いずれにしても戦力ダウンカバーすべく打ってくる警察の次の一手が、気になる!

h2北海道のHシステム11機が、一気に大量撤去!

2019年1-6月撤去オービスリスト
[北海道]
国道5号線山越郡八雲町山崎(北行き/Hシステム
国道36号線白老郡白老町虎杖浜(札幌行き/Hシステム
国道37号線山越郡長万部町旭浜(南行き/Hシステム
国道38号線十勝郡浦幌町万年(釧路行き/Hシステム
国道39号線北見市留辺蘂町大和(南行き/Hシステム
国道39号線網走郡大空町湖南(南行き/Hシステム)
国道39号線上川郡愛別町(下り/Hシステム
国道40号線上川郡比布町北3線(旭川方面/Hシステム
国道40号線上川郡剣淵町東3線(北行き/Hシステム
国道228号線上磯郡知内町中ノ川(函館行き/Hシステム
国道232号線苫前郡羽幌町汐見(南行き/Hシステム
国道234号線勇払郡安平町遠浅(北行き/Hシステム
国道237号線旭川市西神楽2線19号(旭川市街地方面/Hシステム
国道244号線斜里郡小清水町止別(標津斜里行き/Hシステム
国道272号線野付郡別海町上春別(下り/Hシステム
国道272号線野付郡別海町上春別(上り/Hシステム
国道273号線上川郡上川町天幕(旭川行き/Hシステム

[岩手県]
国道4号線紫波郡紫波町犬渕上田(下り/Hシステム
東北自動車道502.9KP盛岡南IC先(上り/レーダー式)

[東京都]
首都高4号新宿線三宅坂IC先(下り/Hシステム
首都高6号三郷線小菅JCT先(下り/レーダー式)
首都高5号池袋線護国寺IC先(下り/Hシステム

[長野県]
中央自動車道229.4KP(下り/Hシステム
上信越自動車道117.3KP(下り/Hシステム
長野自動車道11.8KP(下り/Hシステム
国道19号線塩尻市宗賀(南行き/Hシステム
国道19号線木曽郡大桑村野尻(南行き/Hシステム
国道19号線木曽郡木曽町日義(南行き/Hシステム
国道19号線木曽郡木曽町日義(北行き/Hシステム

[富山県]
国道156号線高岡市西藤平蔵(南行き/レーダー式)

[三重県]
国道23号線四日市市大脇町(南行き/Hシステム
国道23号線四日市市馳出(北行き/Hシステム

[京都府]
国道9号線京都府西京区大枝沓掛町(西行き/Hシステム

道内のHシステム大量撤去の影響かどうかは定かではないが、今、北海道ではレーザーレーダーパトカーが全開稼働中。

 2017年、全国で41機の固定式オービスが撤去されたが、昨年は23機とややペースダウン。が、しかし、今年に入ってすでに33機(!)が姿を消し、再び撤去ペースが加速している。

 その機種別の内訳は、Hシステムが30機、旧型レーダー式が3機とレーダー探知機が有効な機種ばかり。道路種別では高速道路が7機、一般道が26機となっている。

 不思議なのは、旧型ループコイル式の撤去ペースが鈍化していること。ちなみに、現時点で現存するL型オービスは、新旧含めて100機あまり。中にはすでにダミー化しているものも少なからずある。もちろん、優先順位や予算の問題もあるし、稼働していなくても速度抑止効果を発揮してくれるから、急を要しないと言うことなのだろうが、その反面、急ブレーキによる事故を誘発する恐れも十分あるという、なんとも悩ましい問題だ。

 というわけで、これで全国の固定式オービスの設置数は490機弱と最盛期より130機以上減ったことになる。中でも1番気になるのは、17機のHシステム一気に失った北海道警の今後の取り締まり方針だが、逆にこれからのサマードライブシーズン北海道ではいまだに50機以上のHが稼働中であること、さらに、可搬式移動オービスレーダー式)による取り締まりもスタートしていることを、くれぐれも、お忘れなく! 

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