マンモスWarpaintcobra/iStock/Getty Images Plus)

夏休みの人気イベントのひとつは、「恐竜展」。でも、この夏は日本科学未来館で「マンモス展〜その『生命』は蘇るのか」と題した企画展が開催されています。

マンモスを復元する研究は、クローンや遺伝子操作など、さまざまな技術を駆使して、世界中で行われています。そこで、本日のデイリーニュースクイズ、テーマは「マンモス」。全5問に挑戦してみてください。

 

Q1.マンモスが分類上近いのはアジアゾウ、アフリカゾウ、どちらでしょう?

(1)アジアゾウ

 

(2)アフリカゾウ

 

(3)どちらとも同じ

 

正解は

(1)アジアゾウ

正解はアジアゾウ」。かつては「アフリカゾウと近縁」とされたこともありますが、2006年にミトコンドリアDNA解析の結果、「アジアゾウと近縁」と確定しています。

 

Q2.多くの種類がいたマンモスですが、シベリアなどに棲んでいた最も有名な種はどれでしょう?

(1)ケブカマンモス

 

(2)ケナガマンモス

 

(3)マキゲマンモス

 

(4)ケブトマンモス

 

正解は

(2)ケナガマンモス

正解は「ケナガマンモス」。英語では、その毛を評して「ウーリーマンモス(Woolly mammoth)」とも呼びます。シベリアや北アメリカなどに生息していました。マンモスの仲間には、コロンビアマンモスなど短毛種もおり、一般的に描かれるものは、このケナガマンモスです。

 

Q3.大きいことを「マンモス級」と言いますが、現存するゾウと比較して巨大だったのはどの部分でしょう?

(1)体高

 

(2)鼻

 

(3)耳

 

(4)牙

 

正解は

(4)牙

正解は「牙」。マンモスの仲間には、ステップマンモスコロンビアマンモスなど、アフリカゾウと同じかやや大きいくらいの種も存在しました。しかし、体格だけでは「マンモス級」と言われるほどの差はなく、また有名なケナガマンモスは小型の種類です。

しかし、マンモスの牙は最大で5メートルを超え、アジアゾウよりも牙が長いアフリカゾウ(雄で最大4メートル強)を大きく上回ります。

Q4.日本にも棲んでいたマンモスの一種「ムカシマンモス」。別名は何と呼ばれるでしょう?

(1)ナウマンゾウ

 

(2)アケボノゾウ

 

(3)シガゾウ

 

(4)ミエゾウ

 

正解は

(3)シガゾウ

正解は「シガゾウ」。滋賀県志賀町(現・大津市)で下顎や大臼歯の化石が見つかったことから、この名がつきました。ムカシマンモスは110万年前〜70万年前に日本列島に生息しており、ケナガマンモスの祖先と考えられています。

 

Q5.2010年に永久凍土から発見され、日本でも特別展が開催されたマンモスの愛称は何でしょう?

(1)ユカ

 

(2)アンナ

 

(3)ローラ

 

(4)リーナ

 

正解は

(1)ユカ

正解は「ユカ」。2010年に約3万9000年前の永久凍土からミイラ状態で発見された、推定10歳の雌で、2013年にはパシフィコ横浜で「特別展マンモスYUKA」が開かれました。

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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト

巨大だったのは体のどの部分? 「マンモス」クイズ