ユニー・ファミリーマーホールディングスは、7月10日に開催した2020年2月期第1四半期の決算説明会で、7月1日に提供開始したスマートフォン(スマホ)決済サービス「FamiPay」を中心とした今後のデジタル戦略を発表した。

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 FamiPayは、リリース時にアクセス集中でつながりにくい状況が発生したものの、初日だけで161万ダウンロードを記録。チャージ額の最大15%相当のFamiPayボーナスを還元するキャンペーンやSNSを活用した「ファミペイすげー得チャレンジ」の効果もあり、7月9日時点で250万ダウンロードを達成した。中長期目標としては、20年度までに1000万ダウンロードを目指す方針だ。

 デジタル戦略の今年度のロードマップとしては、11月にかねてから計画していたTポイント楽天スーパーポイントdポイントのマルチポイント化、FamiPayチャージの銀行口座連携を実施。下半期中には、小口ファイナンスなどの金融事業領域で新サービスを開始する予定だ。

ユニー・ファミリーマーホールディングスの決算説明会で「FamiPay」のロードマップが発表された