大和ハウスグループの株式会社フジタ(本社:東京都渋谷区、社長:奥村洋治)は、このほど「2019年VE発表会」を開催しましたのでお知らせします。
1.概 要
日 時:2019年7月4日(木) 9:30~16:40
場 所:修養団ビル2階 SYDホール(東京都渋谷区
発表数:28編
出席者:343名(フジタ本社および国内外支店・支社・事業部、関係会社、協力会社)

2.開催の趣旨
 この発表会は、フジタ全店と協力会社、関係会社が優れたVE実施事例を報告することにより、相互の情報交換を通じてVE技術の向上とVE活動の啓蒙・発展を図ることを目的としています。

3.発表内容
 開会にあたり、平野徹取締役専務執行役員(VE推進委員長)と加藤義明会長(フジタ全国連合藤興会会長)より挨拶がありました。
 つづく事例発表では、2018年度に本社および支店・事業部から推選された459件の中から、建築、設計、管理、営業、設備および土木の6部門より23編、並びに関係会社及び協力会社より5編の発表が行われました。発表内容は、工期短縮、工法の省力化・合理化、作業の効率化、技術的問題点の克服、および管理上の業務改善事例など多岐にわたり、活発な質疑応答も行われました。終わりに、最優秀賞を含む各賞の発表が行われ、今後のさらなるVE活動の発展を祈念して閉会となりました。

発表会場の様子


平野取締役専務執行役員挨拶(VE推進委員長
 世界情勢が日々変化している中、企業に求められる価値も大きく変化している。機能の向上やコストの低減を中心に取り組んできたこれまでのVE活動についても、同様に変化していかなければならない局面を迎えている。
 具体的には環境負荷の低減や労働時間の短縮、安全性の向上など、社会の要求事項に対してVE手法を用いて取り組むことで、より高い企業価値を生み出す努力が必要である。本日の発表を通じ、聴講者を含む参加者のみなさんに研鑽を積んでほしい。

加藤会長挨拶(フジタ全国連合藤興会会長)
 フジタのVE活動50年の歴史において、フジタ全国連合藤興会は27年前の1992年に建築委員会の中に「VE推進委員会」を、翌年には土木委員会に「技術VE部会」を発足し、1994年から連合会の中で建土一体のVE発表会を開催している。「継続は力なり」の言葉のもと、今後も懸命にVE活動を推進していく所存である。



4.審査結果

審査の結果、優秀事例は以下の通りです。

■社内
最優秀賞:建築「連絡通路架設方法の検討」
最優秀賞:設計「階数低減による総合的VE」
最優秀賞:設備「屋上設備機器の先行搬入」
最優秀賞:土木「山腹水路(水路+管理道路)のコスト縮減」

■協力会社
最優秀賞:「高圧受変電設備と低圧幹線工事に関するVE提案」
優 秀 賞:「枠組足場の転用の改善」
奨 励 賞:「高架下機器置場への揚重方法改善」
奨 励 賞:「仮橋脚組立作業における作業効率の改善」

■関係会社最優秀賞:「海外における仮設資機材(日系企業)の情報データーベース化」

配信元企業:大和ハウス工業株式会社

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