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もくじ

変化する顧客 「挑戦であると同時に好機」
クルマは文房具のようなものに
ラゴンダは? 革新的な開発が可能

変化する顧客 「挑戦であると同時に好機」

アストン マーティンラゴンダのチーフ・プランニング・オフィサーを務めるニキ・リミントンによると、同社は都市部における理想的な交通を実現する自動運転カーシェアリングの可能性に向けて準備を整えているという。

彼女はまた、ブランドの将来的なラインナップは、同社を革新的なソリューションを提供する独自のポジションに押し上げることになると信じているという。

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ロンドンで開催されたドライビング・ザ・フューチャーのイベントでリミントンは、高まる都市化、より移動を求めながらも高齢化する人口、ミレニアル世代の増加、女性の購買力増大、これらの複合効果が将来のアストン マーティンラゴンダに、顧客層の劇的な変化をもたらすという彼女の信念を強調した。

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2050年には世界の人口の70%が住むという都市部における顧客の要求が変化することを強調し、彼女は次のように語った。「これは挑戦であると同時に好機でもあります。スポーツカースーパーカーSUVのスペクトラムを網羅し、独自の高級と高性能を兼ね備えた将来のモデルラインナップが、われわれのブランドを時代に対応した地位に押し上げることになると、わたしは信じています」

クルマは文房具のようなものに

「自動運転にはあらゆる可能性があります。その中で最も魅力的なものの1つは、システムの働きによってさらに速く移動できるということです。オーナーは運転から解放されながら、今より速く旅行することができるでしょう」

「しかし、われわれはクルマをシェアすることの可能性についても考えています。ひとびとの考え方は変わりつつあります。ある人にとって、クルマを所有することは文房具のようなものになっています。時間が経って価値が減れば魅力が失せる。また、前にどんな人が乗っていたかわからないということに、抵抗を感じなくなりつつある。これはカーシェアリングへの好機です」

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「今日より多忙になる都市生活者は、すぐに自動運転車を高級ホテルや仕事場の代わりに活用するようになるでしょう。これらのクルマは、われわれがアストン マーティンでやってきたように、ブランドを表現するパーソナライズが求められます。つまり、われわれの得意分野ということです」

ラゴンダは? 革新的な開発が可能

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ラゴンダは既に完全電動セダンの開発に取り掛かっており、2021年の発売を予定している。さらにSUVの準備も進行中で、こちらは2021年に発売される見込みだ。

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「高級という概念は変わりつつあります。ラゴンダは革新的な開発が可能なブランドであり、多様化する顧客の要望に応える柔軟性をわれわれにもたらします。異なるニーズに合わせられる広範なバンドワイズをわれわれが持っていることは明らかです」と、彼女は語った。


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