7月10日(水)、山形県南陽市・シェルターなんようホール南陽市文化会館)にて、『ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー』2019年の全国ツアーがスタートした。

ブラスト!』は、マーチングバンドをベースにしたパフォーマンスショー。60種以上の楽器と、動き回りながらパーカッションを演奏するパフォーマー、 バトンフラッグなど大小様々な道具を操るダンサーたちが、 息を呑むほどのスピードで一丸となって音楽を体現する究極のエンターテイメントだ。これまで、2003年の初来日以来11回の来日公演を開催し、125万人を動員した。

『ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー』  (C)︎taro

ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー』 (C)︎taro

2016年、2017年にはディズニー音楽で構成された新シリーズ『ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー』が上演された。ディズニー音楽と3度目の共演となる2019年の『ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー』では、映画『メリー・ポピンズ リターンズ』より「小さな火を灯せ (トリップ・ア・リトル・ライト・ファンタスティック)」、公開中の映画『アラジン』より「フレンド・ライク・ミー」などの新曲が登場。「ブラスト!」ならではの独創的なアレンジで、楽曲の新たな魅力を引き出している。演出のみならず、編曲、映像、照明、衣装のすべてが2017年公演よりバージョンアップ。さらに、『ブラスト!』恒例の休憩中のロビーパフォーマンスも健在だ。迫力のパフォーマンスを間近で観ようと多くの観客がロビーに詰めかけ、賑わっていた。

『ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー』  (C)︎taro

ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー』 (C)︎taro

アンコールでは、『ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー』2019年全国ツアーを盛り上げるべく結成された“ブラスト!ガールズ”の遼河はるひ、永島聖羅、西野未姫、バービーがステージに登場。『ブラスト!』メンバーとのセッションで、100日間におよんだ猛特訓の成果を披露した。この模様は、7月13日(土)にフジテレビほかFNS系列局の特別番組にて順次放送される。

『ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー』  (C)︎taro

ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー』 (C)︎taro

総勢35名の出演者の圧倒的なパフォーマンスによる120分のステージは、会場に詰めかけた満員の1,400人の観客たちによるスタンディングオベーションとともに幕を下ろした。

今回のツアーをもって『ブラスト!』卒業を発表しているパーカッションの石川直は初日を終え、「ものすごい楽しかったです。今までの『ブラスト!』以上に、お客さんと一緒に楽しめている感があって、特にアンコールはすごく楽しかった。これから全国であと58公演できるのが楽しみです。満足していただけると思います」とコメント。

武田真治  (C)︎taro

武田真治 (C)︎taro

本公演のスペシャルサポーターを務め、東京公演初日にはサックスプレイヤーとしてゲスト出演を控える武田真治もツアー初日を観劇。「素晴らしかったです!感動しました。迫力のステージで時間があっという間。魔法がかけられたディズニーの音楽にさらに迫力のパフォーマンス。これほど濃密なエンターテインメントはないんじゃないかと思うくらいでした」と感想を述べた。また、自身のゲスト出演に向けては「『ブラスト!』のステージでパフォーマンスをするのは、音楽的なテクニックというより、エンターテイナーとしてのハートが問われると思う場だと思った。パフォーマーが楽曲に寄り添うことで、シーンや衣装までもが変わって見えた。音楽とエネルギーで素敵な楽曲を会場中に響かせてみたいです」と語った。

東京公演は8月20日(火)から9月1日(日)まで、東急シアターオーブ渋谷ヒカリエ11階)にて、ほか全国32会場59公演を開催。

『ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー』