ニュースではわからない野党議員の奮闘
「野党は反対ばかり」、「野党は本気で戦ってない」などという言葉も聞かれる昨今。果たして本当にそうでしょうか? 今回は、大きなイシューでなくとも国民やはたらく人の声をすくい上げて、地道に現状やそれを取り巻く法律を調べ上げ、行政に突きつけて重要な答弁を引き出す。

 そんな「議会制民主主義」において、派手さはないが正攻法の戦い方を続ける政治家の一人、共産党の辰巳コータロー議員が、公正取引委員会の杉本和行委員長から「フランチャイズ契約が優越的地位の乱用を禁じた独占禁止法違反になることもあり得る」という答弁を引き出したときに様子をマンガにしました。

 のらりくらりと交わす答弁を、いかにして突き崩していくか。その背景にどれほどの地道な下調べがあるか。ニュースで切り取られた一部ではわからない、スリリングなやり取りが国会では繰り広げられています。野党議員は「反対ばかり」ではないのです。

2019年4月16日、参院経産委員会……

コンビニオーナーの声を聞くと言って実行しない世耕弘成経産相

明らかオーナー<本部の交渉力の差

◆「期限を定めない」では意味がない

◆FC加盟者に大きな負担となる24時間営業強制契約

◆FC契約は独禁法違反の可能性?

◆契約の条項の一部が独禁法違反に当たる可能性

◆さらに追及の手を緩めない辰巳議員

◆ついに引き出された重要な答弁

◆公取委も動いた!(*)

(*参照:“コンビニ24時間、見直し拒否で独禁法適用検討 公取委”|朝日新聞

◆見えないところで動く政治家たち

*参照
参議院経済産業委員会会議録第五号

【ぼうごなつこ】

ぼうごなつこ●Twitter ID:@nasukoB1974年神奈川生まれ。まんが家・イラストレーター 『子どもの心に寄り添って~被災した子どもの心のケア(NPO法人キッズドア)』『知ってはいけない 隠された日本支配の構造(講談社現代新書)』『女政治家の通信簿(小学館新書)』などでまんが・イラストを担当