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 サードウェーブが販売する「GALLERIA GCR2070RGF-E」は、ゲーミングノーパソコンとしてはかなり薄い筐体を採用しつつ、CPUCore i7-9750H(2.6GHz)、GPUGeForce RTX 2070 Max-Qを搭載し高いパフォーマンスが期待できる15.6型ノートパソコンだ。標準でメモリーが16GB、ストレージが521GB SSD(M.2接続/NVMe対応)と高めの構成になっているだけあって、持ち運べて快適にゲームできるノートパソコンがほしい人にピッタリのマシンとなっている。

 前回はGALLERIA GCR2070RGF-Eの外観について触れたが、今回は性能について紹介する。

スタンダードノートパソコン並みのサイズガッツリ大作ゲームできる性能

 GALLERIA GCR2070RGF-Eは、前回も紹介したが、サイズはおよそ幅360×奥行245×高さ27mmで、重さは約2.01kgで、スタンダードノートパソコンとほぼ変わらないサイズとなっている。しかし、前述したとおりGeForce RTX 2070 Max-Qを搭載しているので、快適なゲームプレーも期待できる。

 とはいえその前に、基本性能からみていこう。まずは、CPUのの性能を計測するベンチマーク「CINEBENCH R20」をチェックマルチテストが2822pts、シングルコアが448ptsという結果になった。6コア/12スレッドCore i7-9750Hなだけあって、とくにマルチスレッドスコアはかなり高め。シングルスレッドスコアノート向けCPUとしては優秀なので、動画編集などマルチコアのパワーが必要な作業も快適にできるだろう。

 続いて、ストレージ性能を計測する「CrystalDiskMark」では、シーケンシャルリードが3391MB/秒という結果に。NVMe対応のM.2 SSDなので、SATA接続と比べるとかなり高速だ。OSの起動やデータの読み込みなどは、とても快適。ストレージによってローディングの速度が遅い……ということもほぼないだろう。ただし、容量が512GBなので、大作のタイトルを何本も保存しておけない。わずかに重量は重くなるだろうが、保存場所がもっとほしいというのであればカスタマイズで1TB HDDを追加するといい。

 では、メインとなる3D性能をチェックする。まずは定番の3DMarkチェック。結果は、Time Spyが6443、Port Royalが3700、Fire Strike15005、Fire Strike Ultraが3943となった。フルHDであればほとんどのタイトルが快適に遊べるだろう。

 ゲーム系のベンチマークでは、まず「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズベンチマーク」をチェック。1920×1080ドット、フルスクリーン、最高品質でチェックしたところ、13503(非常に快適)という結果になった。FFXIVくらいの負荷のゲームであれば、超快適に遊ぶことができる。

 「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」は、1920×1080ドット、フルスクリーン、高品質で6882(快適)だった。続いて、解像度だけ3840×2160に変更したところ、2839(やや重い)となった。ただし、GALLERIA GCR2070RGF-Eに搭載されているGeForce RTX 2080 Max-QはDLSSが使用できるため、試しにDLSSをオンにしたところ、4069(普通)までスコアがあがった。DLSS対応タイトルであれば、負荷が高い超大作ゲームでも、あまりグラフィックス設定を下げずに遊べるだろう。

144HzディスプレーFPSガッツプレー可能
レインボーシックス シージ」と「Apex Legends」のフレームレートをチェック

 では、実際にゲームプレーしたときのフレームレートをチェックしていく。「レインボーシックス シージ」は、テロハント時のフレームレートをFrapsチェックマップは新しくなった「カフェ・ドストエフスキー」で、グラフィックス設定は超高でチェックした。

 結果は、3回とも平均が144fpsを超えた。144fps貼りつきとはいかないものの、144Hzディスプレーの恩恵を存分に活かしたゲームプレーができそうだ。

 「Apex Legends」は、実際にプレーした際のフレームレートをチェック。こちらはさすがに平均が100fps前後となったが、60fps以上では遊べる。アンビエントクルージョン品質などの設定を変更すれば、もう少しフレームレートを上げられるのでいろいろと試してみてほしい。

ゲームは快適にプレーできるが、ファン駆動音と熱に注意

 以上のベンチマークで、フルHDであれば快適にゲームプレーできるのがわかった。加えて、筐体がコンパクトなので、普段の作業もこなすメインマシンとして併用するのもありだ。ただし、少し気になるのが駆動音と熱。負荷が高いゲームなどをプレーしていると、ファンが思いっきり駆動しだし、結構な騒音となる。ヘッドセットをしてプレーしていればさほど気にならないが、そうでない場合は結構気になってしまうだろう。

 また、ゲームプレー時や文章作成時に手を置く部分はそこまでではないが、とくにキーボード上部はとても熱くなる。駆動音や熱が気になるのが嫌だという人は、自宅で使う際は、ノートパソコン用の冷却台に設置して使用すると、少しではあるがどちらもやわらいでくれる。筐体が薄くコンパクトな分、駆動音と熱はトレードオフとして考えておいたほうがいいかもしれない。

 とはいえ、GALLERIA GCR2070RGF-Eのサイズ感で144Hzディスプレーを搭載し、しかもゲームが快適に遊べるマシンはなかなかない。自宅で部屋を移動して遊んだり、友人宅で一緒にPCゲームを遊びたいという人は、GALLERIA GCR2070RGF-Eを検討してみてほしい。

144Hz液晶でガッツリゲームできる性能を薄型筐体で実現する15.6型ノートPC