ロータス・ヨーロッパ
たくましいスーパーカーの中でも、ロータスへの敬意を忘れてはならない。1966年に登場したこのモデルは、当時グランプリカーでの使用が中心であったミドエンジンレイアウトを市販車に取り入れた。
軽量ファイバーグラス製のボディは剛性確保のためシャシーに直接取りつけられた。ルノー製のエンジンはわずか83psだったが、軽さゆえのすばらしい走りを見せた。
マクラーレン570Sスパイダー
570Sスパイダーは美しいクルマだ。リカルドとともに開発された3.8ℓV8ツインターボを搭載し、570psを発生する。これが車名の由来でもある。
マクラーレン570GT
次に紹介するのもマクラーレンだ。この塗装はサセックスの日光に良く合う色だ。マクラーレンは2011年のMP4 12C以来どんどんかっこ良くなってきたが、このグラスハッチの570GTは最高だ。
ガラスによりクリーンなラインを実現し、隠されたサイドヒンジがアクセントとなっている。2016年に登場したこのクルマはマクラーレンを普段使いするひとを想定し、シート後方に荷室が設けられている。
モーガン・エアロ8
見紛うことなきモーガンだが、ひとひねり加えられたこのエアロ8は、グッドウッドでも注目の的となっていた。
特に目立つのは横だしのエグゾーストや、低く響くV8サウンドだ。
ポルシェ911 2.7カレラRS
この911は只者ではない。わずか19台しか存在しない右ハンドルのRSだ。今回紹介したクルマの中でもっとも価値あるクルマだろう。
最近のオークションでは51万1000ポンド(6943万円)で落札された。2.7ℓフラット6は210psを発生し、クラシック911の中でも最高のモデルといえる。
ポルシェ911S
911Sはやや現実的なクルマだ。とはいえこの1966年型は綺麗に保たれ、特別感を放っている。
ポルシェ・ケイマンGT4
2015年に登場したこのモデルは、ポルシェがここ25年間に911以外に設定した初めてのGTシリーズだ。0-100km/h加速は4.2秒へと短縮されている。
しかし、それ以上に特筆すべきはGTの名に恥じないフィーリングだろう。すでにコレクターズアイテムになっている。
BMW Z3Mクーペ
このクルマをとりあげた理由は簡単だ。狂ったクルマだからだ。われわれが気に入った唯一のZ3でもある。
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