アウトドアの達人・田中ケンが、ゲストと共にさまざまなキャンプのスタイルや魅力を発信するアウトドアバラエティー「極上!三ツ星キャンプ」(毎週水曜夜9:00-10:00、BS日テレ)。7月17日(水)放送の同番組に、プロ級の料理の腕前を持つ阿諏訪泰義(うしろシティ)とバーベキュー芸人・たけだバーベキューがゲスト出演、キャンプ場でビールに合う極上のバーベキュー料理を披露する。
今回、キャンプをこよなく愛する3人にインタビューを行い、番組の見どころやキャンプの魅力について語ってもらった。
――本日の収録はいかがでしたか?
田中:おいしくて楽しくて最高でした。月に1回くらいはこの会をしなきゃだめですね…ビールを飲み過ぎました。阿諏訪くんとたけだくんの料理のアイデアには度肝を抜かれましたね。
阿諏訪:前回の収録も幸せだったんですが、今回も楽しかったです。僕はキャンプを紹介する側として番組に出演することが多いんですが、この番組ではアウトドア好きが集まって同じ熱量で話せるので、もはやプライベートで来ている感じがします(笑)。
たけだ:アウトドア好きが見ている番組なのでプレッシャーはありますが、おいしいのは前提として、いろいろなアイデアを考えられるのが楽しいです。ケンさんに感想を言っていただけるのもうれしいです。
――阿諏訪さん、たけださんから見て、この番組の魅力はどんなところですか?
たけだ:ケンさんは特に大きなリアクションをせずとも、楽しんでいるのがすごく伝わるんですよね。すごく自然体で収録しているんですよ。
阿諏訪:ケンさんはカメラが回っていなくてもずっと同じテンションですね。さっきも途中で雨が降って一時撤収したんですが、スタッフさんと一緒になって片付けしてますからね。
たけだ:ケンさん台本読んでないのか、僕のアイデアを先に言っちゃったり(笑)。
田中:本当に読んでないんですよ…(笑)。
阿諏訪:台本読んでないは自慢することじゃないですからね(笑)!
たけだ:そんなケンさんの素の姿を見られるのが、この番組の魅力だと思いますね。
――アウトドア好きの皆さんが思う“キャンプあるある”はありますか?
たけだ:ソロキャンプで来ている人が、実は意外とおしゃべり好きなことですかね。今日の収録中も思ったんですが、ソロキャンプの人がだいぶ増えてきているんですよ。一人で来て自分の世界に入っているように見えるんですが、話し掛けてみると自分のキャンプのこだわりについて話し出したり…(笑)。実は、見せたい欲がある人が多い。
阿諏訪:ベタな“あるある”なんですけど、“煙が自分のところにきがち”っていう…。
一同:(笑)
田中:煙は人を選んでますから。
たけだ:好かれてるんかな。
阿諏訪:渓流だと夕方以降は川上から川下によって風がくるので、川上の方に自分の背を向けて設営すれば、煙はこないはずなんですよ。でも、もう山に来てテンションが上がって忘れてるから、煙をかぶっちゃうんですよね。
――興味がない人には、どんなふうにキャンプに誘ったらいいんでしょうか?また、これからキャンプをしたい人は何から始めたらいいですか?
田中:30年くらい前、モデル時代の先輩がキャンプに連れて行ってくれたんです。その時に初めてキャンプを経験したんですが、そこで先輩がメキシコ料理を振る舞ってくれたんです。その時のキャンプが楽しくて、一気に興味が湧きましたね。
連れて行ってくれる人が大事だと思います。あとは、無理をしないことです。いきなりテント張ったりするのは難しいので、少しずつやることですね。
阿諏訪:郊外に、オシャレなグッズが置いてある大きなアウトドアショップがいっぱいあるんですよ。人って買うと使いたくなるので、「これ使いたいから行こうよ」って誘ってみるのがいいかもしれません。
最初から豪華なご飯を作らなくていいので、ちょっとしたお酒のおつまみを作るくらいから始めてみるのがいいですよ。
たけだ:ご飯って外で食べるとこんなにおいしいんだっていうのが伝わるといいと思います。まずはピクニックやバーベキューでもいいと思うんです。あとは、アウトドアの達人たちの動画サイトやSNSを見ると「楽しそう」「やってみたい」と興味が湧くと思います。
――最後に、皆さんがキャンプをする一番の理由はなんですか?
田中:キャンプは、アウトドアの遊びをする時の一番近い宿泊施設なんですよ。快適に自然と一緒にいられるための手段です。僕はよく、「キャンパーではなく、アウトドアマンになろうぜ!」と言っているんです。
車で来てすぐにビールを空けるんじゃなくて、外に遊びに行って自然を堪能してから料理を始めてもらいたいですね。料理やお酒だけでも楽しいですけど、宴会だけだともったいないんです。少し山を歩くだけでもいいので外で遊んでほしいですね。
阿諏訪:僕も一緒です。キャンプが目的じゃなくて、あくまで手段ですね。終電を気にせず釣りをして、その後にキャンプをして、朝起きてまた釣りをして…。自然と長く遊んでいたいんですよね。
たけだ:僕にとっては息抜きです。キャンプってすべての選択肢が自分にあるんですよ。何をしようが自由だし、過ごし方がすべて自分に委ねられます。東京を離れて自然のある場所に来て、そこを拠点にして遊べるのが最高なんです。(ザテレビジョン)
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