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国民日報

日本政府の韓国に対する半導体材料であるフッ化水素輸出規制(ホワイトリストから除外)の影響で韓国は大混乱だ。
フッ化水素が無ければ韓国企業の製造業は痛手を食らい工場が停止するだけでなく倒産する会社も出てくる。

それに対して韓国は日本に代わってロシアからフッ化水素を供給してもらうとしている。これを真っ先に報じたのは韓国メディアのハンギョレ新聞で、「ロシアが最近、自国産フッ化水素を、私たちの企業に供給できることと政府側に伝えてきた」と報じた。

これに関しては編集部でも取り上げたのでそちらの記事を参照してほしい。

しかし別の韓国メディアである国民日報の報道によると気になる一文が書かれていた。それは次の通り。

韓国政府関係者は、懇談会で「ロシアフッ化水素を提供しようとしている」とはは、明確な言及が出なかったが、ロシアとの協力の可能性とこれによる材料供給先の多角化について議論が行われた」とした。

このようにあフッ化水素の供給にはロシア側は述べていなかった。まだ提案段階にもなっておらず、仮にロシアが供給してくれることになったとしても、試験期間が経なければならない。そのほか、特許問題や純度など問題が山積みのようだ。

ロシアフッ化水素供給を提案するのはあり得ない話ではないが、現時点ではロシア側はこれについては具体的に述べていないようだ。ましてやプーチン大統領は何もコメントしていない。

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