7月13日に名古屋・栄のSKE48劇場で上演された「手をつなぎながら」夜公演で、SKE48選抜メンバーによる新曲「FRUSTRATION」の初披露が行われた。
【写真を見る】「まさか金髪でカラコンを入れてるとは…」と語ったセンターの古畑奈和
公演は正規メンバー8人、9期生(研究生)8人が出演し、センターに立ったのは9期生・青海ひな乃。若いメンバーが多い公演らしくフレッシュなステージが繰り広げられた一方、ユニット曲「Glory days」では福士奈央が一際パワフルに踊り、「雨のピアニスト」では井田玲音名が細やかな表現を見せるなど、先輩らしいパフォーマンスを随所に発揮した。
そして、公演本編が終わると、突如会場のモニターにVTRが流れ「第2回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」の開催が発表。その後、ステージ上に「FRUSTRATION」選抜メンバー(松井珠理奈、高柳明音、須田亜香里を除く)がサプライズで登場した。
第1回の「―歌唱力No.1決定戦」で優勝を飾った野島樺乃は話を振られると、「本当に一夜で、シンデレラのように変わりました。それがなかったら今ここに(選抜メンバーとして)立つこともできなかったかもしれないし、本当にすてきな機会をいただきました」と、優勝を経て起こった変化を振り返った。
また、「FRUSTRATION」初披露の前には、今作で初選抜のメンバーが一言ずつコメント。井上瑠夏は「この曲の立ち位置が惣田紗莉渚さんと近かったんです。空き時間に目が合ったらハイタッチしたりして、惣田さんのことを“お母さりさん”って呼ぶようになって、先輩方とも思い出が作れてよかったです」とMV撮影の思い出話をすると、続けて「『FRUSTRATION』を歌番組でも披露できるように精いっぱい盛り上げていきたいと思います!」と意気込みを語った。
また、野島は「私がアイドルを目指すきっかけになったのは選抜メンバーを見てだったので、その憧れの位置にこうして入ることができて、本当に幸せです。今年に入ってから『歌唱力No.1決定戦』やソロ公演、舞台にも出演させていただいたり、本当に充実しているので…」と改めて喜びをかみしめて締めに向かうが、「まだまだ上半期?下半期?どっちでしたっけ??」とここで天然がさく裂。気を取り直して「下半期もこのまま波を終わらせず、頑張っていきたいと思います」とさらなる飛躍を誓った。
今回の初選抜メンバーの中で一番先輩になる松本慈子は「選抜メンバーに選ばれるという夢をかなえるのにすごく時間が掛かったんですけど、こうしてかなえることができたのは、いつも応援してくださっているファンの皆さまのおかげだなと感じています。でもまだまだ私はここで満足したくないですし、やっと今スタートラインに立てたんだなというふうに思っているので、これからもファンの皆さまと一緒にたくさん夢をかなえていけたらなと思っているので、これからも応援よろしくお願いします」とコメント。
浅井裕華は「こうして皆さんの前で曲を披露させていただけるという機会は、選抜でしかできないことだったので、すごくうれしいです。不安もたくさんありますが、いろんな先輩の背中をたくさん見て、学べるところは精いっぱい学んでいって、自分にたくさん取り入れていけたらなって思います」と向上心をうかがわせた。
さらに、初センターを務める古畑奈和もマイクを向けられると、「私はずっとずっとセンターが夢で、今回立たせていただいたことがめちゃめちゃうれしいです。ここに来れたのはファンの皆さんの力があってこそだったので、本当に感謝しています」とファンに感謝。
「でも、こうやってここにたどり着くときには、まさか金髪でカラコンを入れてるとは思っていなかったので(笑)、あの頃の自分には想像がつかないと思うんですけど」と笑いを交えつつ、「今の私にしかない『FRUSTRATION』が絶対にあるので、今の子の選抜でしか見せられないパフォーマンスを皆さんに見ていただきたいと思います!」と初披露を前に意気込みを語った。
そして、「FRUSTRATION」をファンの前で初パフォーマンス。ヒップホップやレゲエの要素を取り入れたアッパーチューンで、メンバーは激しくアグレッシブに踊り続けると、パフォーマンス後には客席からは大きな歓声が上がった。
■ 「FRUSTRATION」初披露後メンバー コメント
古畑:早くファンの皆さまに「FRUSTRATION」を観てほしいなと思っていたので、今日披露できたことがすごくうれしかったし、ホッとしています。夏はたくさんのイベントで皆さまと一緒に騒げたらいいなぁ。この曲をたくさんの方に観て、聴いていただける機会があるといいなと思っています。
大場美奈:これまでのレッスン場やカメラの前と違い、初めてファンの皆さまの前で披露したら、私たちのボルテージがマックスに上がったのを実感しました! 1曲歌い終わったら倒れちゃうんじゃないかっていうくらいパワーがある1曲なので、夏だからこそ、熱いこの曲を一緒に踊ったり声を出したりして楽しんでいただけたらと思います。
野島:初披露ということで震えてしまうくらい緊張してたんですが、曲が盛り上がってくるにつれて、ファンの方々が衝撃を受けてくださっている表情がステージの上から見えたので、踊っていて楽しかったです。夏にいろんなイベントやステージでたくさんこの曲を踊って、バカになりながら汗かきながら騒ぎまくりたいなと思います。
(「―歌唱力No.1決定戦」について)第1回のとき、歌が本当にただただ好きで、自分の歌を好きだと思ってくれる方が少しでも増えたらいいなという気持ちで出場しました。今回も初心の気持ちを忘れずに一から自分を見詰め直して、またいい歌をお届けできるように日々練習していきたいと思っています。
■ 「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」竹中優介プロデューサー コメント
竹中:第1回のときに、岡田奈々(AKB48/STU48)さんから「風邪やインフルエンザがはやる季節だから、時期を変えてほしい」と要望があり、9カ月での第2回開催となりました。今後は年1回のペースで、第3回、第4回…とできればと思っています。
実力主義がテーマのイベントと見られがちですが、“懸命に頑張っている子を応援する”というところに立ち返ろうというのが根底にあるので、ファンの方々には推しメンを応援しながら楽しんでもらえたらと思っています。(ザテレビジョン)
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