アラブ首長国連邦UAE)の政治の中心と言われるアブダビで、もっとも美しく有名な場所、シェイクザイード グランドモスク

UAEの父であるシェイクザイードが横の敷地内に眠るモスクは2007年に竣工し、隣の首長国・ドバイや海外からも巡礼者だけでなく観光客が訪れている。

 

■意外とカジュアルな雰囲気

グランドモスクへはアブダビのバスターミナルからタクシーで20分ほどで、入場料は無料。観光客と巡礼者の入り口は分かれており、観光客は入り口の球状のドームから入る。

モスクというと礼拝をする場所だけだと思いきや、ドームのエスカレーターを下るとハーゲンダッツやシナボンなどのカフェ、コンビニなどがあり、かなりカジュアルな雰囲気。

 

■入場は無料

入り口ではタッチパネルでどこから来たかや自分の国籍、年齢層などを入れるとバーコードが発行され、それを持ってモスクへ入る。

ドームからモスクへはオートウォークがあり、冷房も効いている。真夏は40度を超えることがザラなアブダビでも、楽にモスクまで行くことができる。

■入口には日傘も

モスク付近のエスカレーターを上がると、モスク内に入るためのドレスコードが書かれている。男性は短パンノースリーブが禁止で、女性はアバヤなどの着用が必須。ただ、レンタルもしてくれるので安心だ。

また、嬉しいのが日傘の貸し出しがあること。日焼けしたくない女性はぜひ借りてモスクへ入ろう。

 

■入口への道にはプールが

モスクへの道にはプールがあり、水面が輝いて非常に美しい。

噴水の前から撮影したグランドモスク、中に入ってみると…

 

■日本語ガイドを借りるのがベスト

撮影スポットから写したモスクは、ため息が出るぐらいの美しさ。イスラム教の信者でなくても、その神々しさには感動すること間違いナシだろう。

ちなみに、モスク横のインフォメーションでは免許証などの身分証明書(パスポートはNG)を提示すると、日本語の音声ガイドを貸してもらうことができる。これを持ちながら観光すると、理解度がぐっと高まるのでぜひ借りておこう。

■メインホールへの道には…

グランドモスクの柱にデザインされているナツメヤシ(デーツ)の果実は、アラブの国民食ともいえるスイーツ。

柱のある通路を歩いていくと、メインホールへの入り口が。

 

■豪華絢爛なメインホール

7000人を収容できるメインホールは、手織りのペルシャ絨毯が一面に敷かれており、豪華絢爛。

世界中のデザイナーが集い、総工費550円をかけて作られたグランドモスクは、UAEへ行ったら絶対に行っておきたい観光スポット。アブダビはドバイからもバスで2時間程度で行けるので、ぜひ行っておこう。

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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男

心が洗われる美しさ! 『シェイク・ザイード グランドモスク』に感動