通っていた学校や初デートの場所など、誰にとっても『思い出の場所』があるでしょう。

年月が経っても、その場所には素敵な思い出が残り続けるもの。久しぶりに足を運ぶと、懐かしい記憶がよみがえってきます。

漫画家の赤信号わたる(@GoAkashin)さんが描いたのは、思い出の場所を訪れた若い男女の姿。そのストーリーに多くの人が涙しました。

『まわる』

男女が思い出の場所で踊っていたのは、人生最後のダンス。

年老いた妻が亡くなる前に、夫婦で最新のVR(バーチャル・リアリティ)を使って最後の思い出を作っていたのです。

若かったころの軽い身体で踊ったダンスは、空へ旅立った妻にとって最高のプレゼントだったことでしょう。

夫婦の尊い愛や、人生の最期を描いたストーリーに、漫画を読んだ多くの人が心打たれました。

泣いた。設定に現実味があるから、いつかこの技術が実現してほしい。

・こういう最期を送ることができたら、すごくいい人生の終わりかただと思う。

・電車の中で読むんじゃなかった…。泣くのを必死に耐えてしまった。

すべての人にいつか訪れる、旅立ちの時。人生の最期に私たちが見る光景は、どのようなものなのでしょうか。


[文・構成/grape編集部]

出典
@GoAkashin