タワーレコードの「NO MUSIC, NO LIFE.」ポスター意見広告シリーズには、ミュージシャンはモチロンKONISHIKI、野球選手、アラーキー、はては寺山修司までが登場して私たちを刺激してくれます。

その「NO MUSIC, NO LIFE.」ポスター意見広告シリーズに、何と今年50周年を迎え、年末に新作が公開される映画「男はつらいよ」の主人公車寅次郎(渥美清)が登場します。

タワーレコードの40周年企画として、これまで日本のカルチャーに多大な影響を与えてきた方々にフィーチャーした「NO MUSIC, NO LIFE.」ポスターを制作。植木等、萩原健一に続き、映画「男はつらいよ」の主人公である車寅次郎(渥美清)が3人目の出演者となります。今回のポスターには、映画「男はつらいよ」50周年プロジェクトの中で偶然発見された若かりし頃の車寅次郎の写真を使用しています。さらに2019年の寅さんのコメントを山田洋次監督自らポスター用に書き下ろしています。

このポスターは、タワーレコードおよびTOWERmini全店で7月19日(金)から順次掲出します。

ここ(https://tower.jp/nomusicnolife/)で歴代のポスターを見ることができます。

《ポスター制作の背景》
山田洋次監督が映画「男はつらいよ」50周年に対し、「第1作のクラインクインから50年を経たこの時代に観客が映画に求めるのは何か、その要求に、あの幸福だった70年代に生まれた寅さんはどう答えればいいのだろうか。それはきっと『なんとかなる、希望を捨てるな、生きていくんだ』という高い位置からの激励の言葉ではなく『ヤレヤレ、こうやって俺たちは日々人生を生きているのさ』という共感の笑い、苦笑、時として哄笑ではないだろうか。」<「男はつらいよ」50周年プロジェクトに寄せて より>と伝えています。音楽もまた同様に「音は世につれ」と、人々の人生に寄り添い続けているものでもあることを、タワーレコードの日本上陸40周年を機に伝えていきたいと思い、このたびの制作に繋がりました。

年末の映画公開に向け、タワーレコードではコーポレート・ボイスである「NO MUSIC, NO LIFE.」を和モノに落とし込んだマーチャンダイジング・シリーズ「タワレコじゃぱん」のグッズ制作などで「男はつらいよ」とのコラボレーションを予定しています。 

タワレコ40周年企画ポスターも第三弾

NO MUSIC, NO LIFE.」ポスター意見広告シリーズ、カッコ良いミュージシャンが目白押しなんです。

※右は2008年6-7月のポスターです

その中で寺山修司登場にも驚きましたが、寅さんにはヴィジュアル的にノックアウトされました。『男はつらいよ』のユーザーは、もしかすると団塊世代よりも上かもしれません。でも、多くの日本人が極めて日本的な郷愁やセンチメントを寅さんの姿に感じるのではないでしょうか?

寅さんからの「NO MUSIC, NO LIFE.」、深いですねぇ!