火山と森と湖が織りなす原生的な自然を有する阿寒摩周国立公園を舞台に、光や映像、音響、インタラクティブな仕掛けが散りばめられた夜の森を冒険する、これまでにない体験型観光コンテンツ北海道釧路市阿寒湖畔に誕生!

▲KAMUY LUMINA紹介動画(https://youtu.be/h7dkunO63VQ)

阿寒アドベンチャーツーリズム株式会社北海道釧路市阿寒町 代表取締役社長:大西雅之)は世界最高峰のマルチメディアエンターテイメントカンパニーMoment Factory(モーメント・ファクトリー 本社:カナダベック州モントリオール)と提携し、アイヌの人々との共同制作による体験型観光コンテンツ「阿寒湖の森ナイトウォーク『KAMUY LUMINA(カムイルミナ)』」を2019年7月5日グランドオープンいたしました。

オープンに先立ち7月1~3日は公開リハーサルが行われ、3日間で延べ1,000人近くが詰めかけ長蛇の列ができました。来場者からは、「自然と一体化したプロジェクションマッピングが幻想的で感動した」「フクロウが木にとまっているみたいなリアルさに驚いた」といった驚きや感動の声が寄せられ、地元住民や国内外からの観光客など多くの来場者で賑わいました。


7月4日オープニングセレモニーとメディア内覧会が開催され、関係者ら約150人が出席。本事業の開業を祝うとともに、アイヌ民族の神事「カムイノミ」で安全と成功を祈願しました。
主催者を代表して登壇した阿寒アドベンチャーツーリズム代表取締役社長 大西雅之は、「阿寒湖温泉は、自然との共生を第一とするアイヌ民族と一緒になって作り上げている町です。このKAMUY LUMINAを通じて、アイヌの人たちと一緒に阿寒の自然の素晴らしさとアイヌ文化の魅力を世界へ発信していきたいと願っております。」と挨拶しました。

Moment Factory社CEOドミニク・オーディット氏は、「KAMUY LUMINAの制作にあたっては、国立公園内の規制やルールに対応し自然環境に配慮すべく、様々な挑戦を重ねました。アイヌ文化とのコラボレーションという点では、どうすればこの素晴らしいアイヌの文化と『自然との共生』というテーマが皆さまに伝わるか、阿寒アイヌの方々と何度も何度もディスカッションしながら創り上げました。アイヌの方々に心から感謝申し上げます。」と述べました。

舞台となる夜の森の中には、プロジェクション・マッピングやシノグラフィー(光と音の舞台装置)、リズムスティックと連動したインタラクティブな仕掛けなどが多数盛りこまれています。阿寒湖畔の地形や景観を活かした演出も見どころのひとつで、木の枝にとまっているように映し出されるフクロウの姿や羽ばたく音、木立の中を駆け抜けるエゾシカの姿、湖畔に現れる幻想的なマリモなど、森に暮らす動植物の姿がリアルに生き生きと、自然に溶け込むよう描かれています。

(C)Moment Factory
▲舞台となるボッケの森
このプログラムは、Moment Factory社がその土地の文化と自然をもとに創り上げるマルチメディアエンターテイメント体験「ルミナ・ナイトウォークシリーズの世界10作目の作品で、同シリーズとしては、世界で初めて国立公園内で開催されるものとなります。環境省林野庁、前田一歩園財団(阿寒湖周辺の森林約3,600ヘクタールを所有し管理する団体)とも協力し、国立公園の自然環境に配慮したプログラム作りを進めました。また、同事業の収益の一部は、自然環境保護活動、アイヌ文化振興に寄付され、この森と湖の保全とアイヌ文化の発展に活用されます。
KAMUY LUMINAのコースとなるボッケの森遊歩道

▲KAMUY LUMINAのコースは日中も歩くことができるようになっています。KAMUY LUMINAで夜の森を歩いた後、日中に散策してみると、さらにこの森の素晴らしさを楽しむことができるでしょう。

  • KAMUY LUMINAの物語

アイヌの世界には、動物たちの魂を神の国へ送る、とても大切な儀礼や作法が存在します。それをないがしろにし、動物を敬わなくなった人間たちにアイヌの神カムイは怒り、食料となるシカや魚を人間の世界に送ることをやめてしまいました。そんな中、村の守り神であるシマフクロウは、人間たちにもう一度チャンスをあげたいと考え、小鳥のカケスカムイの世界へのメッセージを託します。
しかし、めんどうなことがひとつだけありました。それは、カケスが森一番の美声の持ち主にもかかわらず、リズムをはずしてしまうことでした。みんなのサポートがなければ、カケスリズムを刻み続けることができないのです。阿寒湖の森に動物たちが戻ってきてくれることを願い、カムイの世界への冒険の旅に出かけましょう。

入場口前のフォトスポット

阿寒のアイヌに古くから伝わるユーカラ(叙事詩)「フクロウカケスの物語」をベースに、自然への感謝を忘れかけている人間をカムイがいさめるストーリーが8つのゾーンで展開されます。

(C)Moment Factory
旅のガイドとなるリズムスティック 参加者は、アイヌの杖をモチーフに作られた「リズムスティック」を手に、真っ暗な夜の森を歩いていきます。主人公のシマフクロウカケスとともに、ゲスト自らも物語に参加する仕組みになっており、リズムスティックタップしてリズムを刻み、カケスの手助けをする大切な役割を担っています。このリズムスティックは、特定の場所に到着するとナレーションや音楽が流れたり、色鮮やかに光る仕組みになっています。また、各ゾーン間の遊歩道には、自然環境に配慮し電灯などを設置していないため、ゾーン間を歩き始めると、自動的にリズムスティックの光が点灯し、足元を照らす道しるべとなります。

   ▲「リズムスティックメイキング動画 (C)Moment Factory (https://youtu.be/LqU2V0rbI_c)

阿寒湖畔を進むと、KAMUY LUMINAのある森にたどり着く。

森の入口で、この旅のガイドとなる魔法の杖「リズムスティック」を手にしゲートを越えると、カムイの世界への冒険の旅が始まります。
飢餓が訪れた人間界。
村の守り神のフクロウは、この危機を救うため、カムイの世界へメッセージを届けられる使者を探しています。
(C)Moment Factory
湖のほとりに到着すると、魚たちが木をつたい、カムイの世界へ帰っていくのが見えます。
そこへ、みんなを助けようと阿寒湖の天然記念物「マリモ」が現れました。
(C)Moment Factory
マリモたちが現れる湖のほとりに着くと、そこには生い茂る森が開けてぽっかり開いた空間が現れます。そこから空を見上げると、満点の星空や神々しい月明かりが! カムイの世界に近づくにつれ、森が瞬き、幻想的な光の空間が広がっていきます。
すると、カムイの世界とアイヌの世界を結ぶ、神聖な窓「神窓」が目の前に。
カケスは、この神窓をくぐり抜け、無事カムイの世界にたどり着くことができるのでしょうか。
(C)Moment Factory
一帯に響き渡るカムイの警告。
カムイから教えをいただく準備はできましたか?
(C)Moment Factory

エネルギーが集結するパワースポットといわれる泥火山の「ボッケ」を活用したゾーン。その地形と、秘められたパワーを活かした神秘的な空間が演出されています。時折漂うボッケからの硫黄臭も相まって、まるで異次元にいるかのような不思議な感覚に。

カムイの声を心に刻み、前へ進むとカケスの姿がいつの間にか消えていました。
その先で待っていたのはフクロウ
カムイの教えが理解できたことを伝えなければなりません。
動物たちの魂をこの世界に戻すため、みんなでリズムスティックタップして一緒に返事をしましょう!
(C)Moment Factory
皆さんのおかげで、カムイに会い、任務を果たしたカケス
ついに、動物たちは森に帰り、豊かな自然を取り戻すことができました。
フクロウは、皆さんとまた会える日を楽しみにしています。
(C)Moment Factory
  • KAMUY LUMINAの舞台

舞台は、北海道「阿寒摩周国立公園」。火山と森と湖が織りなす原生的な自然に溢れ、日本一酸素濃度が高いと言われている神秘的なエリア。今もなお手つかずの美しい自然が多く残る阿寒湖温泉地区は、アイヌ民族と和人(アイヌ以外の日本人)がともに暮らしてきた歴史を持つ稀有な土地。1957年、阿寒の環境保全に務める前田一歩園の前田光子氏は、アイヌ民族に土地を開放し、木彫りの作業場などを提供。アイヌ民族の自立を支援したことから、現在も友好な関係が続いています。

阿寒のアイヌコタン(村)では、古式舞踊と呼ばれる伝統的な踊りやムックリ(口琴)、トンコリ(五絃琴)の演奏など、代々受け継がれてきた文化を現在も発信し続けています。中でもアイヌ民族は、文字を持たず、代わりにユーカラと呼ばれる叙事詩を口承で次の世代に伝え、その文化を守ってきました。KAMUY LUMINAのストーリーは、アイヌの人々が古くから語り継いできた「大飢饉から人々を救ったカケスの神の物語」を題材とし、自然を敬い感謝し、共存してきたアイヌ民族が大切にする世界観、「自然との共生の大切さ」がテーマになっています。

KAMUY LUMINAのゾーンの中で流れている「フーンコ フンコ フーンコ」というメロディーは、シマフクロウの鳴き声を真似たもので、昭和期のアイヌ文化伝承者、四宅ヤエ氏本人が語ったユーカラの音源を使用しています。また、彼女の親族である平良智子氏が、今回のために新たにこのユーカラをレコーディング。渡辺かよ氏、床絵美氏、郷右近富貴子氏ら阿寒のアイヌが、ムックリやトンコリの演奏や歌で華を添えています。

  • KAMUY LUMINA 開催概要

【開催期間】2019年7月5日(金)~2019年11月10日(日)
*冬季は積雪のため休業し、翌春より再オープン2020年は5月下旬~11月上旬開催予定)

【開催時間】

7月19:30~22:30|8月19:00~22:30|9月18:00~22:30|10月17:30~22:30 | 11月17:00-21:30(予定)
*日没30分後からのスタートのため、日毎に若干の時間変動があります。

【会 場】阿寒摩周国立公園内 阿寒湖温泉ボッケの森遊歩道

スタート地点】阿寒観光汽船「マリモの里桟橋」北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉1丁目5-20

*阿寒湖温泉街、阿寒バスターミナルより徒歩約5分

【所要時間】約45分(歩行距離 約1.2 km)


【諸注意事項】
雨天決行(荒天の場合は中止とすることがあります。)

  コース内での傘の使用は不可(チケットブースでレインコートを販売しています。)
◆ 舗装されていない森の中の遊歩道を歩くため、スニーカーなど歩きやすい靴でご参加ください。
◆ 写真撮影は可能ですが、フラッシュの使用は禁止となります。

  • 入場料

大人(中学生以上) 前売2,700円|当日3,000円    
子供(小学生)  前売1,350円|当日1,500円
※未就学児は無料、障がい者優待料金あり

予約・購入先
・KAMUY LUMINA公式サイトhttp://www.kamuylumina.jp)での事前購入
・KAMUY LUMINAチケットブー
・阿寒湖地区各ホテルフロント

KAMUY LUMINA+ロストカムイ セット
大人(中学生以上)3,800円|子供(小学生)1,900円

セット券は、KAMUY LUMINAチケットブースおよび阿寒湖アイヌシアター「イコㇿ」窓口、阿寒湖地区のホテルで販売しております。
【参照】大人料金 KAMUY LUMINA 3,000円+ロストカムイ 2,200円=合計5,200円⇒3,800円

アイヌ古式舞踊×現代舞踊×デジタルアート融合の舞台演目「阿寒ユーカラ『ロストカムイ』」
~阿寒湖アイヌシアター「イコㇿ」にて毎日上演中~
2019年3月より上演する阿寒ユーカラ「ロストカムイ」は、失われたカムイ、ホロケウカムイエゾオオカミ)の絶滅を題材に、「アイヌエゾオオカミとの共生」をテーマとした物語が、アイヌ古式舞踊、現代舞踊、3DCG、7.1chサラウンドを組み合わせ、5台のプロジェクターで舞台を立体化し舞台に再現されます。
アイヌ文化をより深く理解するために、KAMUY LUMINAとともにお楽しみください。

ロストカムイ公式サイトhttps://www.akanainu.jp/lostkamuy/
ロストカムイ」上演開始プレスリリースhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000042153.html

【KAMUY LUMINA運営会社・お問い合わせ先】

阿寒アドベンチャーツーリズム株式会社 TEL: 0154-65-7121
KAMUY LUMINA公式サイトhttp://www.kamuylumina.jp


Moment Factory(モーメントファクトリー)社について
Moment Factoryは、カナダ・モントリオールを本拠地とする、世界最高峰のマルチメディアエンターテイメントカンパニーです。映像、照明、建築、音響、特殊効果など多種多様な専門性を持つエキスパートたちがチームを組み、これまでにない独創的なデジタル体験を生み出しています。モントリオールの他にも、ロサンゼルスロンドンニューヨーク、パリ、東京にも拠点を置き、グローバルな活動を展開。スペイン世界遺産サグラダ・ファミリア」でのプロジェクションマッピングシンガポールチャンギ国際空港での空間演出、シルク・ドゥ・ソレイユ安室奈美恵ファイナルツアーの演出など、2001年の創業以来、世界各地で400以上ものショーイベント美術館や空港、観光地などのプロジェクトを手掛け、高い評価を得ています。
ウェブサイトhttps://momentfactory.com

阿寒アドベンチャーツーリズム株式会社について
阿寒湖温泉が有する豊かな自然環境と地域独自の文化であるアイヌ文化を活かした「アドベンチャーツーリズム」の推進を目的に、2018年4月に設立されました。地域における「自然×異文化×アクティビティ」を体感するアドベンチャーツーリズムの先導会社として、新たな事業の創出や観光コンテンツの開発等に取り組み、阿寒湖温泉の価値の最大化を目指しています。
ウェブサイトhttp://akanat.co.jp

釧路・阿寒湖観光公式サイト SUPER FANTASTIC: http://ja.kushiro-lakeakan.com/area/area_akanko/
阿寒湖温泉へのアクセスhttp://ja.kushiro-lakeakan.com/travelinfo/
たんちょう釧路空港から阿寒エアポートライナーまたは路線バスにて約60~70分

【本プレスリリース・情報掲載・取材に関するお問い合わせ先】

報道関係・メディアの皆さまからのお問い合わせや取材のお申し込みは、広報事務局にてお受けいたします。
KAMUY LUMINA 広報事務局:丸雄・今野(株式会社ソラリススペース内)
Email: lake-akan@solarispace.com
お問い合わせフォーム(https://forms.gle/6RWNX6DX7Cz8rT1b7

【本事業の内容に関するお問い合わせ先】
阿寒アドベンチャーツーリズム株式会社 TEL: 0154-65-7121

配信元企業:NPO法人 阿寒観光協会まちづくり推進機構

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