サンテチェンヌに所属するU-20フランス代表DFウィリアム・サリバ(18)を巡るノースロンドンダービーが激しさを増しているようだ。フランス『RMC』が伝えている。

サンテチェンヌの下部組織出身のサリバは、193㎝の長身とパワーを生かした対人の強さに加え、ポジショニングセンスやドリブルでの果敢な持ち出しを得意とする現代型のセンターバックだ。トップチームデビューを果たした昨シーズンは公式戦19試合に出場し、サンテチェンヌの堅守を支えていた。

センターバックの補強が必須となっているアーセナルはしばらくサリバを追っていることが報じられていた。一部報道では個人間合意に達し、公式発表も間もなくとも言われていたが、実のところは難航している模様だ。

そんな折、急遽同じロンドンのライバルトッテナムが横槍を入れてきた。『RMC』によると、トッテナムアーセナルとサンテチェンヌの交渉が滞っているうちに、アーセナルよりも好条件のオファーを提示し、逸材の獲得に迫っているという。

ところが同メディアの最新の情報によると、サリバを渡すわけにはいかないアーセナルトッテナムが提示した同等の3000万ユーロ(約36億5000万円)+ボーナスというオファーを新たに用意。サリバを巡る争奪戦は激化の一途を辿っている。

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