漫画「遊☆戯☆王」の作者・高橋和希氏が登場キャラクターを使い政治的な発言を行ったことに、賛否の声が寄せられ物議を醸している。


高橋氏は15日、「7月21日に選挙があるので」と、11月発売予定のイラスト集の表紙をアレンジしてInstagramに投稿した。ブラック・マジシャンには「独裁政権=未来は暗黒次元(ダーク・ディメンション)!」、ブラック・マジシャン・ガールには「ホント…日本て住みづらくなっちゃった…」という吹き出しを追加。アテム闇遊戯)が手にしているカードは絵柄を変更し、「Let's」「VOTE!」の文字を加えた。高橋氏は自身の言葉として、「本当に今の売国政権で日本の未来は大丈夫かと思うわ!ヤバイ〜〜!!」と綴り、アテムの言葉として「決闘者のみんな!今こそ正義の一票スタンバイだぜ!!」と投票を呼びかけている。


この投稿へは、キャラクターに政治的な発言をさせることに批判的な声や、キャラクターの使い方は作者が決めることと理解を示す声など、様々なコメントが寄せられている。

遊戯王のキャラを政治に使うの辞めろよ」

「先生の思想は先生の自由であるべきですが今回の方法にはとても賛同できません」

「キャラクター使ってそのコメントはドン引きです」

「選挙を行い国民が政権を選んでる以上、独裁政権ではありません」

「自分のキャラに政治的発言をさせたっていいじゃない。 キャラをどうこうする権利はファンではなく、作者にある」

「イラストはアーティストとして至極当然で、云いたい事を素直に云う素晴らしい事だと思います」

「有名人もこのようにしっかりとした『政治的発言』をすべき」

古代エジプトの王に独裁政権批判させてるのメチャクチャ面白い」


画像は高橋和希氏のInstagramスクリーンショット