食洗機を使っている人からは、「汚れが落としきれない…」「どのタイプの洗剤を使ったらいいのか分からない」という声がチラホラ…。食洗機の機能を最大限に活かすには、洗剤の選び方が大事なんです!

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■洗剤を選ぶ前に…知っておきたい上手な食洗機の使い方
いい洗剤を選んでも食洗機自体を正しく使用しなければ、意味がないですよね。まずは、食洗機の正しい使い方をおさらいしましょう。

・食洗機の基本の使い方について

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1.サッと汚れや食べ残しを洗い流す(油の固まりなどは紙で軽くぬぐっておく)2.焦げつきなどのこびりついた汚れは、つけ置きして浮かしておく3.汚れている面を内側にして食器を入れる4.食洗機専用の洗剤を投入して、スイッチオン!5.完了後には、残さいフィルターを掃除する多少の前処理は必要になるものの、洗浄&すすぎは高温の水を噴射しながら自動で行ってくれる食洗機。これがあれば、「手が洗剤で荒れてしまう」という悩みも解決できますね!




・正しい食器の入れ方や注意点

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「食洗機で食器が割れてしまった」という残念な体験談もあるようでした。これは、食洗機を正しく安全に使う方法がきちんと徹底されていなかったためかもしれません。食器を長持ちさせるため、汚れをしっかり落としきるために、正しい食器の入れ方を知っておきましょう。食洗機の正しい食器の入れ方は、上の写真、『Panasonicパナソニック)』製の食洗機の入れ方を参考にしてみてください。・茶碗やカップは斜め下向きにセットする・お皿は重ならないようにセットする「下から上へ水を噴射する」という仕組みを意識して食器を入れると、分かりやすいですよ。他にも注意点として、食洗機対応食器かどうか確認する、食器を詰め込みすぎないということも大切になります。




・匂いの原因?食洗機のカビ問題について

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「洗い終わりがなんだか臭い…」と感じたら、それは庫内に雑菌がたまっているサインかもしれません。食器をいつも清潔にキープするためには、食洗機の定期的な清掃が大事です。常に清潔に保つためには、・フィルターの掃除はこまめに(洗い終わったら乾かしてからセットする)・月に一回は庫内を掃除する(クエン酸を投入すればニオイ対策にも効果的!)といったことを心がけるようにするといいですね。また、食洗機の使い方で忘れてはいけないのが、「どんな食洗機用洗剤を使うか」ということ。いくつかのタイプに分けられる食洗機用洗剤は、洗浄力や洗剤の入れ方もさまざまです。最近では、食器洗浄と庫内除菌を一度で行ってくれる、画期的な専用洗剤もあるんだとか。次からは、食洗機用洗剤の種類や特徴、オススメの食洗機用洗剤について紹介します。「食洗機を使ってもなんだかお皿の汚れが落ちにくい…」という人は、必見ですよ!

■食洗器用洗剤の形状3種類とおすすめタイプを紹介

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食洗機用洗剤は、形状が大きく3つの種類に分かれています。それぞれのメリット・デメリットなどを見ていきましょう。

・お手頃価格で気軽に使える粉末タイプ
粉タイプの食洗機洗剤は、3タイプの中でも安価なものが多く、毎日使うことを考えるとコスパの面で選ばれやすい洗剤です。一方、アルミ製の調理用具や食器、グラスが白くくもるなどの現象が起きやすく、量を入れすぎると粉が溶けにくく、塊が残ることもあるよう。「毎日使うものだから、値段重視!」という人におすすめの洗剤です。

・溶け残りが少なくすっきり洗えるジェルタイプ
ジェルタイプ洗剤は、粉洗剤のように溶け残りや塊が残ることがありません。また、水アカがつきづらく計量が楽なのもメリットのひとつです。デメリットには、粉タイプより少しだけ値段が高いという声が聞かれました。「手軽に使いたいけど、まとまったお手入れは面倒…」という人におすすめです。

・計量いらずでささっと時短家事!タブレットタイプ
タブレットタイプやジェルボールタイプは、なんといってもポンっと入れるだけで計量いらずというのが一番のメリット!食器洗いにかける時間をより節約できます。一方で、洗剤量が調節できないので、食器の量によって洗剤量を変えられないというのがデメリットかもしれません。値段が他の2タイプより高めなので、毎日使うには手が出しいくいとの声もありました。また、個包装されていない商品は、湿気によってくっついてしまいやすいため、保管場所にも注意が必要。「少し高くても、毎日の食器洗いをより簡単時短にしたい!」という人におすすめです。

■食洗機用洗剤の酸性・中性・アルカリ性、特徴を理解しよう

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「ちゃんと食洗機用洗剤を使っているのに、洗い残しが多くて気になる…」という人は、もしかしたら洗剤の選び方を間違えているかも?意外と知らない、洗剤のタイプと得意な汚れや注意点をチェック!

・油汚れをしっかり落としてくれる弱アルカリ性洗剤
一般的に食洗機用の洗剤は、しっかり洗浄力のある弱アルカリ性のものが多いようです。油汚れに強いのでしっかり汚れを落としてくれるのがメリットですが、成分が強すぎるとお皿やカップの塗料が剥がれたりすることもあるよう。また、アルミニウム製のものに使うと変色してしまうこともあるので、向いていません。汚れはしっかり落とせるけど、繊細な食器やアルミ製食器には向いていないのが特徴です。

・柄もの食器や環境にも優しい中性洗剤
手洗いの食器用洗剤に最も使われているのが、この中性洗剤。手肌に優しいのでもちろん環境にも優しく、柄ものなどデリケートな食器を傷つけることがありません。環境や手肌に優しいものを選びたい、軽い汚れものだけのとき、予洗いしてから食洗機を使う、という人に向いています。

・肌に近い成分の弱酸性はソフトな洗いあがり
弱酸性は、ハンドソープやボディソープのCMなどで聞いたことがある人もいるでしょう。肌の成分に近いので、食器にも手肌にも優しいですが、中には汚れ落ちが悪いと感じる人もいるようです。ただし、水アカ汚れは落ちやすく、殺菌効果もあるため、グラスなど汚れが少ないものを洗うときにおすすめ。

■【タイプ別】オススメ洗剤&口コミが知りたい!
ここからは、形状タイプごとにおすすめ洗剤を紹介します。【粉末タイプ編】

・詰め替え用もお得でうれしい!キュキュット クエン酸効果

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ダブル酵素配合で、こびりついた汚れを強力分解してくれる粉末洗剤。除菌・除渋効果も高く、食器汚れだけでなく庫内の雑菌や水アカもきれいに落としてくれます。爽やかなグレープフルーツの香りも心地よく、清潔な庫内を楽にキープできるところもうれしいですね。こちらのお写真のように、100円均一などのオシャレなケースに移し替えているという人も多いようですよ。




・汚れすっきりなのに環境にも優しい 緑の魔女 食洗機用洗剤

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ドイツ生まれの洗剤で、口コミでも高評価「緑の魔女」。PCソーダ配合で庫内の除菌や茶渋の除去にも活躍します。さらに、配合成分による自然の浄化作用によって、パイプの汚れもすっきりと落とし、水質もキレイにしてくれる効果もあるんだとか!天然植物由来の界面活性剤で、環境にも優しい製品です。




・大容量なのにお手頃価格!CO・OP 食器洗い機用洗剤

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ママたちにはお馴染みの『CO・OP(コープ)』が提供する食器洗い機用洗剤。ダブル酵素による抜群の洗浄力と、清潔感のあるフレッシュミントの香りが特徴です。各メーカーの食器洗い機に対応。大容量で安いところが多くの支持を集めているようですよ。




・ボトルのままでもオシャレ!ecostore オートディッシュウォッシュパウダー

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ニュージーランド生まれの自然派ブランド『ecostore(エコストア)』は、日本のオシャレな女性たちの間でも注目されています。同ブランドからは、タブレットも販売されていますが、こちらのボトルは粉末タイプ。オシャレな外見で、キッチンに置きたくなりますよね。自然派ブランドが気になる!という人はぜひお試しあれ☆


ジェル(液体)タイプ編】

・ワンプッシュで計量いらず!キュキュット ウルトラクリーン

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ウルトラ分解(油を覆う”殻”を壊して分解)という独自の技術によって、頑固な油汚れをすっきりと除去。高い洗浄力で、洗いあがりは透き通るような透明感です。さらに、ボトルには使いやすくするためのうれしい仕掛けが。ボトルの裏のちょうど親指が当たる部分に、「PUSHボタンがあり、洗剤投入口に向かってワンプッシュするだけで1回分の適量を投入することができるのです。これなら片手でも、簡単に瞬時に洗剤を入れることができて便利ですね!




・スピードコースでも汚れすっきり!CHARMY クリスタ

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CHARMY(チャーミー) クリスタ」は、食洗機用洗剤として多くの支持を集める人気商品。水アカなどの汚れもしっかりと剥がしとり、ピカピカの輝く洗いあがりが評判です。その高い洗浄力は、スピードコースでも十分なほど。曇りのない食器で、料理もおいしくいただけますね!


タブレットタイプ編】

・大人気コストコタブレット洗剤 finish パワーキューブ

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タブレットタイプは、他の粉末やジェルタイプと比べるとやや高価ですが、こちらの「finish(フィニッシュ) パワーキューブ」は、『COSTCOコストコ)』で大容量を安く購入できると大人気。袋の中には、透明フィルムに包まれたタブレットがぎっしり入っています。このフィルムは水に溶けるため、そのままポンっと投入するだけでOK。コストコに行く機会があれば、ぜひチェックしてみてくださいね!




ジェルと粉末のいいとこどり!ジョイ ジェルタブ食洗機用洗剤

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こちらは、粉末とジェルが2層になっている進化形タブレット。こびりついた汚れは粉末が分解し、油汚れにはジェルが浸透して落としてくれます。まさに、ジェルと粉末のいいとこどりの商品なのです!使い方は、庫内の底に置いておくだけ。透明フィルムが水に溶けるので、中の洗剤を取り出す必要はありません。ライムの香りも爽やかに香りますよ。

コスパは粉末・使いやすさはジェル・洗浄力はタブレット
今回はタイプ別にご紹介しましたが、それぞれメリット、デメリットがありましたね。どれを選ぶかは、普段の食器の量や洗う頻度によって選びましょう。また、洗剤の取り扱いで注意すべきなのは、保管方法。湿気によって固まったり、くっついたりすることがあるため、密閉性の高いケースに移し替えている人が多くいましたよ。クリアな容器に入れておくと、オシャレにも見えるのでオススメ。自分にあう食器用洗剤を正しく使って、上手に家事を時短してくださいね!
(mamagirl
掲載:M-ON! Press