たびたび実写化されるアニメ映画。アニメで表現されているキャラクターや風景、アクションを実写化するというのは、作品によってはかなりハードルが高いものであり、なかには元々ファンだった人から失敗だと批判されたものも多数あるように感じる。
その作品自体が失敗か成功かは、何をもってして決めるかはわからないが、やはり思い入れのある作品が、自分の思ったものに仕上がっていなければ不満を持つこともあるのかもしれない…。
■4割弱は「裏切られた」経験
そこで、しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1721名を対象に調査したところ、「アニメ映画の実写化に裏切られたと感じたことのある」人は、全体の37.0%。
男女別では、男性は36.7%、女性は37.2%と、やや女性が多いもののほぼ同じ割合だ。作品に対する気持ちや見方は男女関係ないのかもしれない。
■若年齢層は割合が高め
さらに男女年齢別で見ると、30代女性が45.8%と一番高い割合。全体的に見ても10代から30代が多い傾向だ。
漫画やアニメは若年齢層のほうが詳しく、チェックしている人も多いためだろうか。アニメ映画の実写化に対して厳しい目の人も多いのかもしれない。
■どんなところが?
では実際に裏切られたと感じるのは、どんなところが原因となるのだろう? アンケートをとってみた。
「キャラクターが全然違う雰囲気になっていた」
「ストーリーが改変されていた」
「設定自体が変更されていて別ものになっていた」
思い入れのある作品であれば、仕上がりに満足のいくこと自体が難しいことなのかも。元と切り離して見るのも映画を楽しむひとつの方法かもしれない。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年5月17日~2019年5月22日
対象:全国10代~60代の男女1721名 (有効回答数)
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