明治安田生命ワールドチャレンジ2019、川崎フロンターレvsチェルシーの試合前記者会見が16日に行われた。

チェルシーの新指揮官として会見に臨んだフランク・ランパード監督。選手としてキャリアのほとんどを過ごしてきた愛する古巣に戻ってきたが、いきなり補強禁止という大きな壁にぶつかっている。これに関する記者からの「ある意味では良かったのでは?」という質問に同監督はこう答えた。

「移籍に関しては、クラブは常に移籍によってチームを良くしようとするものだ。ただし今回の補強禁止は私の監督就任前に決まってしまったことなので、今更後悔することはできない」

「チームが合流してこの1週間は選手たちに満足している。最も重要なことは、ここにいる選手たちやスタッフもファンも一緒に日々成長できるよう努力していくことだ」

「補強禁止処分については、8月の移籍ウインドウでのストレスがなくなったと考えれば、今のメンバーに集中できるから良いことかもしれない」

また、補強禁止処分に関連して、先日に新たに5年契約を結んだ20歳のイングランド代表MFメイソン・マウントについても言及した。

マウントが契約してくれたことは本当に良いことだ。私はアカデミーの選手にいつも注目しており、トップチームに入る準備ができている選手はたくさんいる。今回彼と契約したのは年齢ではなくパフォーマンスからだ。だが、私が若い選手を求めているということがハッキリしたと思う」

最後に、今回のツアーに参加していないウェールズ代表DFイーサン・アンパドゥに関しては「イーサンはローンに出すかもしれない。決まったわけではないがその可能性がある」と、理由を説明している。

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