バルセロナが、ベティスに所属するU-21スペイン代表DFジュニオール・フィルポ(22)の獲得に本腰を入れるようだ。スペインマルカ』が伝えている。

ベティスの下部組織出身のフィルポは2017年にトップチーム昇格。卓越した身体能力やスピードで高い評価を受けている攻撃的左サイドバックは、昨シーズンの公式戦29試合で3ゴール5アシストを記録した。

バルセロナは現在、不動の左サイドバックであるスペイン代表DFジョルディ・アルバの後継者探しに奔走。アトレティコ・マドリーとの契約が満了になったブラジル代表DFフィリペ・ルイス(33)の獲得も検討していたが、年齢面を考慮し、フィルポに狙いを絞ったようだ。しかし、5000万ユーロ(約60億6000万円)に設定されている契約解除金がネックになる可能性があるという。

そこでバルセロナは、左サイドバックを主戦場としているU-19スペイン代表DFフアン・ミランダ(19)や、今夏にエイバルへ完全移籍したスペイン人DFマルクククレジャ(20)を買い戻し、移籍金の一部にすることを考慮。だがそこはバルセロナと良好な関係を築くベティスの要求次第とのことだ。

一方、ベティスはフィルポの流出に備え、ビジャレアルスペイン人MFアルフォンソ・ペドラサ(22)の獲得が決定的となっている模様だ。

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