俳優の佐藤健が16日、都内で行われた映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』ワールドプレミアに出席。完成した作品を観た主人公・リュカ役の佐藤は「感動しすぎて立てなくなりました」と絶賛した。

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 本作は、1992年に発売したRPGゲーム『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』のストーリーを原案に、シリーズ初のフル3DCGアニメーションで映画化したもの。同イベントは全国57劇場にて生中継され、佐藤のほかに、有村架純、波瑠、坂口健太郎山田孝之ケンドーコバヤシ安田顕、井浦新、賀来千香子、吉田鋼太郎山崎貴総監督が出席した。

 作品を絶賛した佐藤は、原作であるゲーム「ドラゴンクエスト」について「子供の頃に、大人たちからゲームばかりやってないで勉強しなさい。って否定されてきたんですね。大人たちの言うこともわかるんですけど、でも『こんなにすてきなことが詰まっているのに』ってどこかモヤモヤしながら大人になって。そんな方たちの心の声を、この映画が代弁してくれました」と語った。

 ビアンカ役の有村は、同作について「観ていると一緒に冒険しているような気持ちになる」とコメント。佐藤演じる主人公・リュカについては「リュカの思いが熱くなって、かき立てられているシーンは、同じ熱量でご覧になっていただけると思います」と話した。

 また、ドラクエシリーズの思い出を聞かれた佐藤は「“はぐれメタル”をいかに倒すか、これに尽きる。小学校の3年間はささげたんじゃないですかね。長くやると怒られるので、朝早く起きて、学校に行く前にゲームをするという」と当時を振り返ると、キャストの男性陣は共感するように大きくうなずいた。

 井浦は「ドラゴンクエスト」および「ドラゴンクエスト2」のシステム“ふっかつのじゅもん”に苦しんだようで「一文字間違えただけで続きができないなんて!」と回顧。隣にいた吉田も同調し「あのシステムが、“2”まで持ち越されたなんて」と声を張り上げて笑いを誘った。

 映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』は、8月2日全国公開。 

映画『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』ワールドプレミアにて クランクイン!