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ルーズな雰囲気を抑えてたビッグシルエットコーデに

先週の本コラムで触れたレディースのシャツについて、いくつかお問い合わせをいただいたので、今回はなぜそのシャツが男性読者の皆さんにおすすめなのか、改めて説明したいと思います。

ビッグサイズに抵抗がある人はレディースを選ぶべし

ビッグシルエットは、ここ数年の大きなファッショントレンドのひとつですが、「野暮ったく子供っぽく見える」と敬遠しがちな人も多いと思います。

なぜビッグシルエットは野暮ったく見えるのか、それは大きめサイズがもたらすルーズな印象が大きな原因。もちろん、そうしたルーズな印象こそがビッグシルエットの魅力でもあるのですが、どうしてもこの流れに馴染めない人もいるでしょう。

では、ルーズな印象はどこから生まれるのか。実は身幅や肩幅などではなく「袖と着丈」から来るのです。肩幅がどんなにルーズでも、身幅がどんなにゆったりとしていても、着丈と袖がジャストサイズであればだらしない印象は生まれにくいものなんです。

洋服には必ず目立つ場所と目立たない場所が存在します。目立つ場所とは「先端部分」で、トップスであれば首元・裾・袖先の3箇所が目立つ場所。視線が止まりやすい先端部分はどうしても目立ちやすく、印象を大きく左右するポイントとなっています。

そこでビッグサイズが苦手な人は、この先端部分をルーズにしない服を選ぶといいでしょう。そして、そのひとつが今回のレディースのシャツというわけです。大きめサイズの身幅や肩幅は確かにルーズな印象を与えてますが、袖は男性が着用するとダボダボせずジャストサイズ。着丈もたいして長くなく自然な印象となっています。

175cm65kgほどの私が着用して3XLくらいで理想的なビッグサイズになります。メンズのビッグサイズに抵抗感を覚えてしまう人は、ぜひ試してみてください。レディースならではのメリハリのあるサイズ感が自然なビッグサイズを作ってくれるはずです。

なお、前回のコラムでも触れたように、このアイテムに使われている生地はツヤがあり大人っぽいもの。ダボダボとしたルーズなTシャツでは妙に子供っぽい印象となってしまいますが、これなら大丈夫。ぜひ試してみてください。(WebNewtype)

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