アップアップガールズ(仮)アップアップガールズ(2)、アップアップガールズ(プロレス)のアプガグループ3組が集合したライブイベント「アップアップガールズ(フェス)2019」が、7月15日に東京・新宿BLAZEで開催。

【写真を見る】オープニングを飾ったのは空手着をまとったDJ KURO-OBIこと佐保明梨のDJプレー

全メンバー17人合同での歌唱や、5組に分かれてチームごとにステージを行ったりと、アプガ(フェス)でしか見れないライブが、約3時間にわたって繰り広げられた。

オープニングは、空手道着をまとったアプガ(仮)佐保明梨がDJ KURO-OBIとなってDJプレーで会場を盛り上げる。

興奮が高まった中、アプガ(仮)、アプガ(2)、アプガ(プロレス)の全メンバー17人がステージに勢ぞろい。アプガ(フェス)スペシャルマッシュアップで、「アッパーキック!」「二の足Dancing」「ヒート ビート アイランド」「アッパーレー」を歌うと、会場は早くもヒートアップした。

アプガ(仮)新井愛瞳は「ついに始まりました、アプガ(フェス)! 去年初めて開催したアプガ(フェス)ですが、まず2回目を開催できたことがうれしいですし、こんなにもたくさんの方が来てくださってありがたい限りです!」と声を上げる。

■ ファミリー最年長&最年少チームからスタート

ここからは、全メンバーがチームに分かれての楽曲披露。一番手は、アプガ(仮)の古川小夏とアプガ(2)の佐々木ほのかの「チーム桃太郎」。アプガグループ最年長と最年少は、古川のソロ曲「ダーリンロストチャイルド」をラブリーに、アプガ(2)の「っていう初恋のお約束」をハードに歌った。

アプガ(仮)森咲樹とアプガ(2)の森永新菜の「チームやばモリッ!」は、アプガ(仮)の「愛愛ファイヤー!!」をオリジナルのラップを交えてパフォーマンス。

ここで森永が森に腕相撲の対戦を要求。急きょ戦いの場が設けられ、元アイドル腕相撲チャンピオンの森に軍配が上がった。

続く森のソロ曲「メガモリッ! ma vie!!」で二人は爆発。絶叫しながらステージで大暴れし、さらに観客にプロテインと美容パックを投げまくる“暴走ファイト”を繰り広げた。

アプガ(仮)の佐保、アプガ(2)の島崎友莉亜、アプガ(プロレス)のらくによる「ドクターイエロー」は、アプガ(仮)の「君という仮説」で正統派の歌を聴かせた後、アプガ(2)の「Sun!×3」で弾けるダンスで観客を楽しませた。

アプガ(仮)関根梓、アプガ(2)の吉川茉優、橋村理子、新倉愛海、アプガ(プロレス)の乃蒼ヒカリによる「ハマール12」は、アプガ(仮)の「全力! Pump Up!!」をエネルギッシュに披露。アプガ(2)の「エンジェル演じて20年」で関根は悪魔役を全うした。

アプガ(仮)の新井、アプガ(2)の高萩千夏、鍛治島彩、中川千尋、アプガ(プロレス)の渡辺未詩による「チームおっぺけぺー」は、アプガ(仮)の「唇はナイフ」をエモーショナルに、アプガ(2)のロックチューン「ワッチャウッ!!」をワイルドに披露し、観客を熱くした。

■ アプガ(仮)の楽曲を使ったミュージカル風舞台

5組のチームのステージが終わると、さらにもう一つのスペシャルチーム、アプガ(仮)の関根とアプガ(2)の橋村、中川による「team・princess」が登場。

橋村が製作をしたピンクのかわいい衣装のメンバー3人は「ごきげんよう、私たち、team・princessで~す」と笑顔であいさつすると、恋のときめきを歌ったポップチューン「今日だけは逢いたくないよ」をキュートさいっぱいに歌唱した。

次のステージのアプガ(プロレス)は「アッパーキック!」「アッパーチョップ!」、アプガ(仮)の「チョッパーチョッパー」をダイナミックにパフォーマンスを見せる。さらに、アプガ(プロレス)ならではの切実な思いが詰まった「負けたくない」を力いっぱい歌唱し、観客をヒートアップさせた。

ここからは、エンターテイメント集団「梅棒」が演出した、せりふなしのアプガ楽曲のみでストーリーを作り上げるステージ「FIGHT! supported by梅棒」が行われる。古川の生誕祭で披露されたパフォーマンスが好評につき、アプガ(フェス)でパワーアップして披露されることとなった。

古川が主演を務め、アプガ(仮)の楽曲でドラマが展開。駆け出しのデザイナーが挫折しバトルを繰り広げ、そしてハッピーエンドを迎えるミュージカルのようなステージに、観客は大きな拍手を送った。

続いてアプガ(2)は、つんく♂がサウンドプロデュースを手掛けた「We are Winner!」や「ハッピースLOVE○(ハート)」で観客のテンションを上げていく。

ラブリーな「両想いの○(ハート)しるし」、ノリノリな「OVER DRIVE」を歌唱したあとは、デビュー曲「二の足Dancing」で盛り上げた。

トリを務めるのはアプガ(仮)。結成9年目に突入した彼女たちは「UPPER ROCK」「Lady→GO!」を堂々とパフォーマンス。キャッチーな「晴レ☆HALation」、全観客がジャンプしまくる「ジャンパー!」、お祭りモードで景気のいい「アゲノミクス!!」と隙を与えない攻めっぷりを見せる。

最後は、総勢17人のアプガメンバーが登場し「私達(with friend))」で会場の一体感を高めた。

■ アプガ(2)はツアーファイナルをアピール!

大団円となったアプガ(フェス)の感想を、グループごとに述べていく。らくは「今日は楽しかったです。皆さん楽しかったですか?」とシンプルにコメント。

島崎は「私はアプガ(フェス)初参加で、最初は緊張してどんな1日になるのかなって思ってたんですけど、リハから楽しくて楽しくて、先輩方が温かく受け入れてくれて予想以上に楽しい1日になりました。来年はもっともっと成長して大きくなって、皆さんの前に立てるように頑張ります」と前向きな思いを語った。

橋村は「アプガ(2)はただいまツアー中で、そのツアーファイナル7月28日(日)に新宿ReNYで開催されます。9人体制最後のライブでもありますし、ツアーを駆け抜けてきた集大成を皆さんにお見せしたいと思います。私にとっては最後の単独ライブですが、みんなに衣装を作らせていただきました。ぜひそちらの衣装も楽しみにしてもらいつつ、アプガ(2)の成長を見にきていただけるとうれしいです」と最後まで全力を尽くす意思を口にした。

そして、8月13日(火)に発売されるつんく♂サウンドプロデュース4作目のニューシングル「Be lonely together」について吉川は「つんく♂さんに作詞作曲していただいた、とてもキャッチーで格好良い曲になってます。たくさん聴いて拡散していただけるとうれしいです」と語り、続けて「その新曲の初披露を、7月28日の新宿ReNYで行います。皆さん、ぜひ新曲を聴きに、アプガ(2)のライブを楽しみに、新宿ReNYに来てください!」とツアーファイナルへの意気込みを語った。

そして、アプガ(仮)の新井が「アプガ(フェス)開催できて本当によかったです。今年までと言わず、来年もまた開催したいです。今回とはまた違うユニットだったり、新たな一面を見れるアプガ(フェス)にしたいと思います。これからもアップアップガールズの応援をよろしくお願いします!」と声を上げ、約3時間にわたるアプガ(フェス)はハイボルテージのままフィニッシュとなった。(ザテレビジョン

アップアップガールズ(仮)(2)(プロレス)のアプガグループ3組全17人が集合した「アップアップガールズ(フェス)2019」が東京・新宿BLAZEで開催された