先日、筆者がストレスや疲労度、血管年齢などを測定できるボディチェッカーを試したところ、「精神的なストレス」がMAXとなる限界値と判定されてしまいました…。運動トレーナーの方には「スマホやパソコンをたくさん操作するお仕事ですか?」と、ライターとしての生活がばっちりバレてしまう結果に。目の酷使は、目の疲れはもちろん、ストレスの大きな原因となります。自律神経が乱れて体調不良を招くことがありますから、日々のケアで癒やしたいものです。

 眼精疲労の改善には、目を使わないようにして温め、血行をよくすることがポイントです。1日の終わりに、スマホやパソコンなどの電子機器から離れ、手を擦り合わせて温めて目を覆いましょう。そのまま1分間、リラックス。大きく深呼吸して、目を温めることに専念してください。余裕があれば、蒸しタオルを当てたり、ホットアイマスクを使用したりするのもいいですね。お気に入りのアロマオイルがあれば、香りを楽しみながらゆったり過ごすことで、リラックス効果を高めることができますよ。

 目の周りの血行をよくするには、お風呂上がりなど、体が温まっている状態でアイケアを取り入れるのがよいでしょう。でも、仕事中に目の乾燥(ドライアイ)が気になったり疲れてきたと感じたりしたら、その場でこまめに行ってください。どうしても1日中目を酷使してしまうという場合は、1日1回、寝る前の時間帯と決めて、習慣化するのがオススメです。

 そして、お風呂上がりに目を温めたら、テレビやパソコン、スマホに向かうのではなく、そのまま就寝しましょう。血行のよい状態で眠りにつくことで、疲労回復効果を高めやすくなります。目を瞑ることは涙を目の全体に行き渡らせることにもつながり、ドライアイ対策にもなります。

 しっかり回復させるためには、今日の疲労は今日のうちに。1日1分、いつも頑張っている目を労わる時間を設けてはいかがでしょうか。

 ただし、目を温めることは、あくまでも目の疲労を緩和させ、疲労回復効果を高めることが目的です。疲労が長引く場合や、不調・症状が気になる場合は、速やかに眼科を受診してください。

(美容・健康ライター Nao Kiyota)

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