画像はプレスリリースより

ハイテクノロジーコミュニケーションズは7月12日、「コンプライアンス標語コンテスト」の入賞作品を発表した。コンテストは2010年から行われ、今年で10回目。4~6月の応募期間に4508点の応募があり、最優秀作品1点、優秀作品2点、佳作10点を選出した。

最優秀作品は「もみ消して もみ消し続けて 社が消えた」。不正を見ないふりし続けたせいで会社そのものがなくなってしまうという笑えない状態だ。優秀作品には「コンプラは 建前じゃなく 当たり前」、「ガス抜きの きみのつぶやき よく燃える」が選ばれた。

「メルカリで 売ってる美品 社の備品」「甘い汁 くさい飯との セットメニュー」


佳作にも、しゃれの効いた標語が多数入賞した。「『セクハラか?』 聞けばセーフと 思うなよ」と、ハラスメント意識の薄い人たちを冷やっとさせるものや、

メルカリで 売ってる美品 社の備品」
「ベロベロで 社内の機密 ベラベラと」
「『冗談だ』 語尾に付けても 笑えない
「休暇中 上司のメールに 気がめいる」

などがあった。

入選作品のほか「甘い汁 くさい飯との セットメニュー」などを加えた100作品は、『コンプライアンス標語コンテスト特選100』として同社ホームページで公開されている。これらの標語はコンプライアンス意識向上に役立ててもらうため、問い合わせがあれば企業や官公庁などに無償で提供する。

また、応募作品の中から12作品を選び、標語の内容に合わせたイラストとともに、2020年版コンプライアンスカレンダーを作成するという。カレンダーは今年9月上旬から予約販売を開始する予定だ。