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photo: Kazuhide Ueno(上野和秀)

助手席を倒せば、セミロングボードも積載

プジョーシトロエン・ジャポンが、新型コンパクトSUVが「シトロエンC3エアクロスSUV」を、日本で発売した。小型SUVにおいてもコンフォート性能という価値を提案するシトロエンならではのモデルだ。

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全長×全幅×全高:4160×1765×1630mm
ホイールベース:2605mm
車両重量:1270kg〜1310kg

日本の道路でも取り回しのしやすいコンパクトなサイズと、明るくルーミーでポップな内外装に加え、クラストップレベルのラゲッジスペースを備えるユーティリティの高さが特徴。どのクルマにも似ていない個性は実にシトロエンらしい。

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プラットフォームはC3と同じPF1をベースとしてSUV向けに改良したもの。パワートレインはインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーを4年連続で受賞した1.2ℓピュアテック3気筒ターボ(110ps/20.9kg-m)だ。電子制御6速オートマティック・トランスミッションを介して、燃料消費率は14.7km/ℓ(WLTCモード)を実現する。

最高出力:110ps/5500rpm
最大トルク:20.9kg-m/1750rpm

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シートはファブリックを貼り込んだリビングのような意匠で、リアシートは最大150mmの前後スライドとリクライニングが可能。写真のシャイン・パッケージではルーフ面積のほとんどがガラスとなり、前席側は開放可能な電動ガラスサンルーフが装着される。

積載性能については、助手席を倒せば約2.4mの長尺ものまで積載でき、セミロングボードなら積めるという。トランク容量は後席スライドにより410〜520ℓに可変。リアシートを畳んだ場合の天井までの最大容量は1289ℓとクラス随一のスペースを誇る。

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ユーロNCAP 5つ星獲得の安全・運転支援機能については、アクティブセーフティブレーキ、インテリジェントハイビーム、レーンデパーチャーウォーニング/ドライバーアテンションアラート、ヒルスタートアシスタンス、パークアシストなど先進安全支援機能とドライバーサポートを装備している。

また、スノー、マッド、サンドなど路面状況に応じてトラクションを最適化する機能「グリップコントロール」を採用。5%以上の勾配の下りで速度30km/h以内に速度を自動コントロールするヒルディセントコントロールもシャイン・パッケージには搭載する。

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シトロエンC3エアクロスSUVの価格は下記の通り。

フィール259万円
シャイン274万円
シャイン・パッケージ:297万円

なおシャイン・パッケージは、パノラミックサンルーフ、グリップコントロール、17インチ・アロイホイール(215/50 R17)、マッド&スノータイヤ(スノーフレークマーク付き)を23万円のパックにしたオプションである。


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